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自分に、自分で、インタビュー
著名人のインタビューや、エッセイって、
実はあまり得意ではありません・・・。
ライフスタイルコーディネーターを名乗っておきながら、けしからん!
と、自分でも思うのですが、
誰かの考え方やライフスタイルをそのままコピーする事はできないのに、
何となく「こうした方がいいよ!」と言われているように感じることがあり、すると、「いや、ちょっといいです…(汗)」と腰が引けてしまうんです。
本当は、良いと思った部分を上手く取り入れられればいいと思うし、インタビューもエッセイも、なにも無理に押し付けようとしているわけではない。
でも、あまり器用ではない私にはちょっと刺激が強いというか、自分ができていない所にばかり目が向いて焦ってしまうんですね。
なのでこれまで、暮らしまわりの本は積極的には手に取ってきませんでした。それが何の心境の変化か、はたまた気まぐれか、たまたま読んだ本がとてもよかったので、紹介します。
『暮らしが変わる仕事 つくる人を訪ねて』田中のり子 誠文堂新光社 2018年
暮らしにまつわる仕事をする10組の「つくる人」を取材した本なのですが、何が良いって、取材した人(著者)の質問と、それに答える皆さんの考え方や姿勢が、良い意味で力が抜けていて、心にすっと馴染むのです。
マイルール、というほど堅苦しいものではないけれど、皆んなそれなりに自己流があって、それをきちんと言語化できる。
それって、簡単なようでなかなかできないことだと思います。
この本に出てくる皆さんは、それぞれが自分の仕事を自分の力で切り開いて生きてきた人。とことん自分と向き合った上で、自らを律することができる人たちだからこそ、好きなことを仕事にして生きることができるのかなと感じました。
以下に、全10組に共通する、10個の質問を引用させていただきます。
Q1. 装いについてのこだわりを教えてください。
Q2. これは欠かせない、大切にしているという生活道具はありますか?
Q3. 休みの日は、何をしますか?
Q4. 毎日欠かさずに行っている週間を教えてください。
Q5. 食生活で心掛けていることはありますか?
Q6. 身体のメンテナンスで、心掛けていることはありますか?
Q7. 「ものを持つ量」に自分なりのルールはありますか?
Q8. 人づき合いで心掛けていることは何ですか?
Q9. 落ち込んだ時、自分をどのように励ましますか?
Q10. 仕事をしたくない、それでもやらなきゃいけないとき、どうしていますか?
(『暮らしが変わる仕事 つくる人を訪ねて』田中のり子 誠文堂新光社 2018年 より引用)
本の中では、皆さんちょっと悩んだ様子でも何かしらの答えが返ってきます。
普段から誰かに自分の生き方ってこんな感じですよー!と言うわけではないけれど、聞かれたらちゃんと答えられるような芯を、自分は持っているだろうか…?と自問しました。
皆さんは、自分に自分でインタビューできますか?
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Akari Miyama
OKUYUKI という屋号のもと今春ライフスタイルコーディネーターとして出発しました*・゚* before>書店 図書館 出版社 日々当たり前に受け入れている物事の背景、そこに潜む課題に少しの関心や好奇心を持ち「知ろうとすること」を大切にするライフスタイルを発信しています!
**思いの丈はこちらの記事に書いております**
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