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今日の一冊

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新しい何かを知るための読書。難しすぎると続かないので、肩肘張らずに読める本を、一日一冊。
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SNS、楽しくて、しんどい時間

noteもインスタも、せっかくだから、誰かに見てもらいたい。 一つ投稿するごとに、しばらくはアプリを起動しては消し、また起動して・・・。「いいね」や「スキ」のリアクションが来ていないかをチェックしてしまうのです。 でも、情報の波が唸るインターネットの世界は、なかなか甘くない。 投稿するたびに、達成感と同時にやってくる、しんどい時間。 どうしたら読んでもらえるんだろうと悩んで、まずはインターネットで検索。こんなことするとイイという情報が出てきたので試しています。 たしかに

私がファストファッションを選ぶ理由

【それでも選んでいること vol.1】 普段の生活でこだわっていること。 そのこだわりの強い順にあげていくとしたら、みなさんは何が一番ですか? 私自身は、手帳やカバン、ペンケースなど、毎日使う小物類全般かなと思います。(範囲が広くてすみません)こういったものは毎日使う上に長く付き合っていくものなので、気に入ったものを見つけるまでにはかなりの時間を費やします。 一方、こだわりがないわけではないけれど、二の次になってしまうものもありますよね。 私にとってそれは、毎日着る「

ライバルは原始人だと思えば、ちょっと不便も気にならない?!

なくすことなく、変化させる。 ”地球にやさしい”と言われる商品やサービスは、多くの場合、この考え方がベースにあると思っています。 ストローの素材は、プラスチックから紙に。 自動車の燃料は、化石燃料から電気に。 電力発電では、太陽光や風力など、できるだけ自然の力を借りるように。 SDGsが「Sustainable Development Goals(持続的な開発目標)」と謳っている通り、どれも、必要な機能は残しつつ、環境に負荷をかけない形で存続させていくことが前提です。

あえて「簡単な本」を選ぶようになった話

学術論文を書く際には、参考文献は原典をあたることが基本。 つまり、ある情報を自分の意見の論拠として引用するには、その情報が一番最初に世の中に開示された出どころを正しく明記しなければなりません。 原典に遡ることなく、そのまま更に引用することを「孫引き」といい、入手困難など、やむを得ない事情がない限りは避けられることとされています。 大学でレポートや論文を書いている人、経験した人にはごく当たり前のことだと思います。 では、普段読んでいるニュースや本に溢れる様々な情報を見聞き

自分に、自分で、インタビュー

著名人のインタビューや、エッセイって、 実はあまり得意ではありません・・・。 ライフスタイルコーディネーターを名乗っておきながら、けしからん! と、自分でも思うのですが、 誰かの考え方やライフスタイルをそのままコピーする事はできないのに、 何となく「こうした方がいいよ!」と言われているように感じることがあり、すると、「いや、ちょっといいです…(汗)」と腰が引けてしまうんです。 本当は、良いと思った部分を上手く取り入れられればいいと思うし、インタビューもエッセイも、なにも

”色とりどり”の世界を探して

ある国や地域独特のデザインには、何か理由がある。 伝統的なものはもちろん、安価で買えるお土産にも、ある場所で作られたものからは、そこに暮らす人々の息づかいを感じられる。 それが例えほんの僅かだったとしても、好奇心を持って相対すれば、 どこかに必ず、その息づかいを見つけることができる。 当たり前のことかもしれませんが、そんなことを考えさせられる、 不思議で楽しい本と出会いました。 ---------------------------------- 今日の一冊⇩ 『世界で

好き! が いちばん

地球のことも、自分のことも、どちらも大切。 だからせめて「知る」ところから。 OKUYUKIを始めるにあたって考えたキャッチコピーの一つです。 今はなんとなくしっくりこなくなってプロフィールからは外しているのですが、考えていることは変わっていません。 綺麗な風に書いているけれど、もっとくだけた言い方をすれば、 「地球に配慮するとか色々...分かるけど..だって好きだから仕方ないじゃない!!!」ということなんです。 私自身は食べることが大好きで、お肉も魚も好んで食べていま

たかがボタン、されどボタン。

「細部にこそ神は宿る」とはよく言ったもので、 ライフワークとして物事の「奥行き」について考える日々を過ごしていると、本当に小さなもの、例えば時計の針の精密さにまで感動するようになってきました。 この針はどこの工場で作られているんだろう? なぜ時計の針を作ることにしたんだろう? 他には何を作っているんだろう? そういえば、時計っていつ発明されたんだっけ? ・・・などなど、知りたいことや思うことが、溢れ出てくる出てくる。 もはや病的とも言われかねないので、あまり突っ込んで考え