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子育て知恵袋―子どもの命を守る練習を

2023/2/14(火)子育て知恵袋⑰
 ハッピーバレンタイン♡
 皆さん、今日は「大好き♡」を伝えましたか?
 私は、夫が帰宅したら重めの愛を伝えてやろう!と意気込んでおります!!
 
 さて、そんな「大好き♡」さんについて考える今日は、大好きな我が子を守るために、何ができるか…少し考えていきましょう。
 3月11日も近づき、海外でも地震が起きたりと少し非常時について考える機会が多いこの時に、少し一緒に考えてもらえたら…と思います。

 しかも!
 今回私がお伝えするのは、非常事態に特化したものではなく、普段の子育ての意味も心を軽くしてくれる!…はず!…と思いますので、ご一読いただけると嬉しいです。

 では!まずは問いたい!
「市販の離乳食、使ってますか?」

 特に初めての子育ての保護者さんは「離乳食は自分で作って!!」と、とっても頑張っている方が多いようですが、そんな保護者さんにとっていつの間にか「ライバル」?「避けるべき相手」?になっている市販の離乳食…
 これ、「たまには食べさせてみたら武器になるよ!」ということを伝えたい!
 私が住んでいるのは関西で、子どもの時に阪神大震災がありました。
 その経験から保育士時代には災害の時に必要な事柄などについても考える機会を設けていたのですが、その時に模擬体験として気づいた当たり前のこと…

 「救援物資があっても、使えないと意味がない!!」
 震災を機に「避難用品をそろえておきましょう」などの言葉は良く聞くようになりました。きっとそれら情報によって赤ちゃんの非常食的に離乳食を用意されている保護者さんもいることと思います。
 でも、食べる練習はしてますか?

 意外と多いんです。
「非常時は仕方ないから食べさせるけど、普段は私の手作りで…」というお母さん。
 とっても素敵な努力だと思います。
 だけど、避難したり非常事態になった時のことを想像してみてください。
 いつもの食器、いつもの環境、いつもの温かさで食べるのは困難な中で、食べたことのないものを口に入れられて食べられるでしょうか?
 特にこだわって「練習しなきゃ!」と気負う必要はありません。
 
 「お出かけの時の我が子のご飯は、一品市販の物を試してみよう♪」
 「今日は市販のセット、食べてみよう」
そんな感じで、機会があれば親子で経験してみてください。
(準備の手間も省けるし、「緊急時の練習だから」と思えれば心も軽く、緊急時にも対応できる…一石三鳥じゃないでしょうか?
離乳食や赤ちゃんの栄養のことを人生かけて考えてくれるプロの方が作ってくれている市販の離乳食、安心して利用させてもらいましょうね)

 またこの練習は、もちろん離乳食だけでなくミルクにも言えること。
 常温保存できるミルクが発売され、非常時用に買うことを推奨する記事も良く見ますが、いつも温かいミルクや母乳しか知らないと飲めない子は多いようです。
 「うちは母乳だから…」と思っていても、緊急時のストレスなどで母乳が出なくなるお母さんも少なくありません。是非一度想像して、時折試してくださることをお勧めします。
 心の余裕があるとき、試してみてくださいね。
 同時に「お母さんからしか飲めない!」という状態を回避するように、どうか「大丈夫な相手」を増やしておくこともオススメします。

 また、緊急時のことでいうと…
 例えば何か避難しなければならなくなった時、「いつも使っているタオルケット」「ベッドに置いているぬいぐるみ」「いつもの枕」のような日常の相棒を非難時に一緒に持ってきてあげると子どもの安心感は随分担保されますよ。
 
 あと、サイズアウトしたおむつは嘔吐の時のバケツ等にセットして受け取ってあげると、吸水してくれて後処理が楽ちんです。捨てないで。

 今回は非常時の子どものことについて考えました。
 今日書いたことが何かの役に立てれば幸いです。
 そしてできれば「備えてたり練習したりしたけど、緊急時なんてなかった」な将来が来ることを願って…


 

今日はここまで!
長い文章を読んで頂いてありがとうございました。
子ども達が不安なく過ごせる日々、世界になりますように…

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