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妊活日記―初受診:ニヤけた嫁と困り顔の夫

2023/2/27(月)夫婦の妊活日記⑲

 Kレディースクリニックへの初診は夫婦揃ってのものとなりました。
 私自身、生理の相談などで婦人科の受診、経験はあったものの、いわゆる「下着を脱いでエコー」というのは人生初のこと―正直怖くて、不安で、恥ずかしかったです。
 この恥じらいは、夫にどう映るのだろう…という思いもあってのこと、恥ずかしさを隠す為の
「いや~どんな感じやろ?パンチュ脱ぐの恥ずかしいわ~」
なんて笑って軽口を叩く私に、夫は困ったような顔で
「そんなこと言うても、せなあかんことやろ?」
とたしなめてきました。

 違うんだよ、分かってるんだよ、正しいことは。

 恥ずかしい思い、不安な思い、恐怖感に耐えて頑張る姿を
「緊張するよなぁ」
って受け入れて欲しかったんだよ…そんな風にちょっと寂しく感じました。

 あと、ちょっと冷静に
「あ~これが、共感を求める女と解決を伝える男の分かり合えれへんやつか…」なんて、どこかでみた心理学の記事を思い出したりしていました。
 
 そして初受診。
 検査薬を持参すると、
「それなら妊娠してるんでしょう。一応確認します」
と驚くほどの不愛想ぶりで、
「ここの病院、お医者さん…間違えたかも…」
なんて思いながらエコーへ。
 私が緊張していたせいなのか、エコーはなかなかの激痛でした。
(この激痛は、エコーするなら普通なのかな…と思っていましたが、いろいろ経験を重ねていくうえで、このクリニックとの相性が悪かったんだ…と知ることになります)

 そして夫も呼ばれて無事に子宮内に着床できていることを告げられました。
 「妊娠6週」
そんなそっけないお医者さまの手前、あまり表情には出せなかったものの、子宮外妊娠でなかったことに夫婦で心底ホッと安心の目配せをしました。

 エコーを終え、再度診察室に行くと
「はいこれ記念にどうぞ、アルバムに…検査薬も思い出に…」
 どうやらこのお医者さん、「大人には不愛想だけど子どもは大好き♡」なパターンの方のようで…随分とツンデレな対応の初診となりました。

 病院帰り、やっと自信をもって「子どもができた」という話を夫婦でできる不思議な充実感と安堵感に包まれながらの帰宅。
「お父さんやで♡」
「私たち夫婦はどんな子育てをするんだろう…」
なんて話しながらの車内は、不思議な照れくささとなりました。
 家についてまずしたこと!それは
「初めてのたまごクラブ」を買うこと!

 Amazonでチェック済のこの本は、お医者さんから妊娠の成立を言ってもらえたら買いたい!と夫に伝えていたものでした。
 赤ちゃんに負担になるようなものはなるべく口にしなくて済むように…そんな思いで教科書を買うような感覚でした。

今日はここまで!
最後まで読んでくださってありがとうございます。

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