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機材の選び方「憧れの人を真似する」/#191

写真は暮らしを豊かにする素敵なもの。スマホでも気軽に残せるのだから恵まれた時代だなと常々思っている。そんな時代でもあえてカメラを買い、写真を残そうという気持ちになる。やはりスマホとは違う魅力があるからカメラを買う人が減らないのだろう。そんな時に悩むのがカメラ選び。

世の中には頭を抱えるほど多くの選択肢があり、同じカメラでも全くもって個性も違えば値段もピンキリなのだ。カメラの選び方は完全にオーダーメイド。その人によって必要なカメラは違っている。撮りたいものや使いたいシーンに応じて選択肢が限られてゆく。そんな選び方の一つに好きな写真家/フォトグラファーを真似する方法がある。

自身が好きな写真家、憧れの人と同じカメラだと気分はもうその人になりきっている。もうウキウキで身体が軽く空でも飛べそうになる。その気分が大切で撮影意欲へとつながるのだ。カメラは撮るための道具で撮らなければ写真は残らない。最も重要なのは今後も撮り続けたいと思わせてくれるカメラと出会うことだ。その一要因として憧れの人と同じカメラにするということが原動力になる。

僕が好きな写真家は川島小鳥さん。「未来ちゃん」が代表作だ。やんわり優しい世界観で写っている人たちの、自然体やその魅力が伝わってくる。見た目のかわいらしさ以上に心に響く温もりがある。そんな川島小鳥さんに憧れて真似して買ったのがNikonF6

NikonF6を手にしてから常にワクワクして写真が益々楽しくなった。来る日も来る日もカメラを持ち歩き365日写真を撮り続けた。それほど憧れの存在は大きいもの。

同じ機材だからと言ってその人と同じ写真は撮れない。真似しようとしても真似できない。けれどそこを追い求めることで自分らしさに気づくこともある。そういった行動をさせてくれることが重要だと言える。

カメラ選びに迷ったら「憧れの人を真似する」ことも選択肢としてある。撮るためのモチベーションを保つためにも重要なこと。素敵なカメラと出会えますように。最後までご覧いただきありがとうございました。


 SUBARU(マカベ スバル)
鳥取県在住 / なにげない日常をテーマに写真を撮っている / 出張撮影 / 写真イベント企画  / 鳥取のPR活動も行なっている。
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