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社会では何が求められている…?

こんばんは。

今日は11/9に受けたセミナーについて書いていこうと思う。

自分の理解のために書いているので一部わかりにくいかもしれないが、そこはご容赦を。


事前情報としてこのセミナーの主催者&ファシリテーターは神谷さん。登壇者は株式会社リンクアンドモチベーションの樫原さんと株式会社Beyond Caféの伊藤さん。そして「社会で活躍する人材に必要な力とは」というテーマでセッションは進められた。

すべてをまとめて自分の経験と重ねたいが、それをするととても長くなってしまうので樫原さんと伊藤さんのパートで気になったところを数個書いていこうと思う。


①どの会社からも求められる人材になろうとしないこと

これは私もこの夏感じていた。就活という場に出たとき多くの人が「採用されるため」に動いていたように思う。

つまり自分から企業の枠に当てはまるよう合わせにいってしまっているということだ。

もちろんそのスタイルが合う人もいるだろう。ただ、周りがそうしているからといって自分にもそのスタイルが合うかどうかはわからない。

良い意味でとらえられていない文脈も多々目にするが、「尖る」ということで自分に合う会社が見つかりやすくなることだと思う。

そのためにもまずは自分の特性、特に得意不得意やモチベーションのトリガー(やる気スイッチ)を見極めることが何よりも大事なのではないだろうか。


②目的と志に尖る

「志」と「夢」の違いを考えたことはあるだろうか。私は今日までこの2つの言葉に向き合ってこなかった。意味を混同していた時も多々あるように思う。

樫原さんは「夢」は自分中心、「志」は自分と他者両方の存在が中心に据えられることが欠かせないとおっしゃっていた。

なるほど。確かに子供の頃は「将来の夢はなんですか?」と聞かれたときに「〇〇屋さんになりたい!」といった自分主体の答え方をしていた。

しかし、それとは別に志というものも欠かせない存在である。

年を重ねるにつれて「夢は何ですか?」と聞かれたときに、他人を巻き込んだ回答(世界平和や〇〇な人を助けたいetc.)をする人が増えたように思う。

「夢」と「志」は似て非なるものではないだろうか。

樫原さんもおっしゃっていたが、社会で生きる以上1人で生きることは不可能である。価値交換社会において他者の困難を解決し、他者の願いを叶える。それが社会で生きていくのに欠かせない要素である。

自分がどのような人と関わって助けたいか、その「志」と「目的」をしっかり認識することで、自ずと社会での動き方がわかってくるように思う。


③自分の向き不向きを理解するには

多くの人が直面する問題だと思う。いざ働いてみないとわからないところもかなりあると思う。

伊藤さんは学生のうちにある程度把握するためには社会人にひたすら話を聞いて向き不向きを考えてもらうのが良いとおっしゃっていた。

しかしこれにも注意するべきことがある。

社会人は学生の「過去の経験」からしか特性を判断できない。

つまりは1つ決めたらそれをとことんやり続け、やり抜くことが学生には求められる。

伊藤さんは加えて、よくある学生のうちにやったこと(例えばインターン、留学、サークル・部活など)の中に優劣はなく、そこでの経験や思考法が大事だとおっしゃっていた。

確かに惰性で物事を行っていた人より意思や志をもって何かを成し遂げた人の方が多くの「要素」が詰まっているので、他者から見たとき、その人の得意不得意は把握しやすいだろう。


④自ら問いを作り、周りを動かす

今までは「与えられた問い」に答えていけば何とかなっていた時代だったが、これからは自ら問題を創りあげる時代

つまり自ら思考し、何がそこにおいての問題や障壁になっているのかを認識し、周りを動かして解決していかなければならない。

ではその考え方はどのようにして伸ばすのか。

行動し続けることは大前提だが、きちんと物事や流れを構造的に把握するのが大事なのではないだろうか。

伊藤さんも本セミナー内でロバート・カッツ氏のカッツモデルを引用し、経営層に最も求められる能力は資格といった表面的なスキル(Technical Skill)や対人関係のスキル(Human Skill)ではなく、概念把握のスキル(Conceptual Skill)であるとおっしゃっていた。

ではどのように伸ばせばよいのだろうか。

それは先ほども述べたが、目の前のことに全力で真摯に向き合いやり続けることだろう。

闇雲にいろいろなものに手を出すのではなく、まずは何か1つ自分で定めて、実行してみるのがいい。


最後に

今回のセミナー内で紹介されていた書籍の一部を紹介しておこうと思う。

①「エッジソン・マネジメント 尖った優秀な若者をどう採用し、いかに育てるか」樫原洋平著 


②「新規事業の実践論」麻生要一著




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