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ミスミアルミフレームでiRacing①

私のブログには、サイト維持やネタ収集、SIM研究のため、広告を含むページがあります。

※レースSIM(レーシングシミュレータ)のフレームの設計製作時に気を付けたポイント等を、備忘録としてまとめています。

私のアルミフレーム・設計経験値
・工学部出身。
・約10年前、学生時代にミスミのアルミフレームで物を組んだり、本物のSUS(ステンレス)の溶接を伴うような装置を設計組み立てした経験あり。
・仕事ではCADは使っていない。


アルミフレームが欲しいと思った理由

・市販品の設計を見る限り、ハンドル部分の剛性が足りなさそうだから。
・2x4の木工DIYは安価だけど、ドラポジ調整が大変そうだから。
・せっかく下記のハイパワーなデバイスを買ったので、しっかりした土台に据え付けたい。

折り畳み式のシートだと、コンパクトで便利そうだがハンドル固定部の剛性が足りていない。

据え付けるデバイス

後日、記事を書きますが、お財布と相談してとりあえず下記セットを購入しました。物を見ないとフレームの設計もできないいから、フレームむ構築前にデバイス一式を購入。

・Fanatec Club Sport Wheel Base V2.5
・SteeringWheel F1 Esports
・CSL Elite Pedals

やっぱり開封したらやりたくなっちゃう。そこで、少し前に制作した2x4の木製デスクに、付属ボルトやビスネジで固定。ペダルは床に直置きor2x4でかさ上げで調整、キャスター付きオフィスチェアの後ろに重い道具箱を置いて静止。(この特殊なセッティングは後々紹介予定)

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Fanatec Club Sport Wheel Base V2.5は、8Nmの回転トルクが加わるモーターを搭載。特に失敗したときや、縁石を通過する際や低速時に大き力が発生します。
どれぐらいパワーがあるかというと、ハンドルの設定が決まってないときにINDICarに乗った時、ハンドルが暴れてまっすぐ走れない、押さえつけられないぐらい強い。(調整して改善したり、弱めることはできます)腕では押さえつけられないパワーが時として発生します。

この状態で振動が少ないMX-5で3日ほどレースをして、この3日間でいろいろわかったことがある。

・ブレーキを踏むとオフィスチェアが後ろに動く(逆G?)→抵抗のゴムを取り外して一時的に対応。
・筑波の第1コーナー、第1ヘアピンなどの急なカーブだと、ハンドルとの体の距離感が定まっておらず、持ち替え無しで最適な位置までハンドルを切るのが難しい時が多々ある。(参考:筑波のコーナー名称 )
・ペダル位置は近いのか、足の膝関節、足首に無理がかかっている感覚がある。かと言って、オフィスチェアを後ろにすると、ハンドルが突っ張った感じになる。

初めは安くと思い、2x4で作ってやろうなんて思ってた。この人なんかうまく作ってるように見える。

ただ問題は、机にFanatec Club Sport Wheel Base V2.5を据え付けた時の調整の難しさ。調整するとき一度穴開けてしまった木を分解してまた穴開けて…となると、かなり骨の折れる仕事。で、ネット界隈では結局皆さん、アルミフレームに行きついている。

つづきはこちら↓

ミスミアルミフレームでiRacing①(どのようなコクピットがいいか)
ミスミアルミフレームでiRacing②(どのようなポジションにするか)
ミスミアルミフレームでiRacing③(詳細?な設計図)
ミスミアルミフレームでiRacing④(最終回:組み立て編)

【参考】黒く塗ると、おもちゃ感が減ってる?


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