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ミスミアルミフレームでiRacing③

私のブログには、サイト維持やネタ収集、SIM研究のため、広告を含むページがあります。

今回はMISUMI FRAMESというソフト(無料)を使って、アルミフレームコクピットを製作するときに考えたポイントについて記載していきます。

完成系↓

データはこちら↓

私のアルミフレーム・設計経験値
・工学部出身。
・約10年前、学生時代にミスミのアルミフレームで物を組んだり、本物のSUS(ステンレス)の溶接を伴うような装置を設計組み立てした経験あり。
・仕事ではCADは使っていない。→設計に関する実務的知識は工学部の学生程度


なぜMISUMIのフレーム?

・期間限定で20%引き(MISUMI FRAMES使用した場合)
・SUSアルミフレーム用のソフトソフトが直感的に使用できとても使いやすかった

これに尽きます。SUS社も同じようなアルミアルミフレームを出していますが、そこのソフトは設計が古く使いづらく、この時はソフトを使用して発注しても3%引きでした。

全体像

縦に配置する40x80を延長して、それをベースにモニタを固定する方法もあるようですが、下記理由でモニタの固定については別の方法にすることに決定。

・ハンドルのFFB(Force Feed Back)でモニタが揺れる可能性あり。
 →モニタの基盤に悪い
・防振のためにふにゃふにゃシステム導入するとさらに揺れそう。
・40x80を延長するとコストが跳ね上がる

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FANATECハンドル(CSW V2.5)固定部

40x80をベースとして、金属のベースは使用せずにハンドルを直接固定することに決定。赤色のL字金具(90度回転させる)を使ってハンドル下部にボルト固定。40x80の真ん中あたりに1か所穴空けが必要。(実物のフレームが届いたらお見せします)
40x80ではなく40x40を2本使えば追加工無しで行けますが、少しコストが上がるため、40x80を1本のみを加工して使用したいと思います。

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40x80は下部からも固定。

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ハンドルの角度を調節できるよう、自由度の高いL字のアングルを選定。

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ペダル(Fanatec CSL Elite Pedal)について

数段階の角度調整を可能にしました。自由度が高そうに見えて、意外と自由度が無い設計。(ケチりポイント)どれだけ自由度があるかは、実物が届いて実演できたらと思います。さらに調整が必要であれば、縦に40x40の部材を買い足せばOK。

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シートの固定

初め、フルバケのサイドステーを、ホームセンターの金具を使おうとしていたので、40x80でかさ上げする設計としていました。が、高さやシートの角度調整が可能なサイドステーが手に入ったため、ちょっとオーバースペックかも。シートに高さを出すためにこのように40x80を載せています。40x40に使っているL字の4つの金具は、プログラムの便宜上現在横についていますが、下から支えるように使用します。また上部の40x80を固定しているL字の金具は、自由度が高いものを使用しています。これはフルバケの穴の位置がフレームに対して水平でなく、ハの字になっているから。

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モニタについて

モニタは、既存の机を少し改造して、モニタ置き場を作ろうと思っています。完成したらお見せします。

アルミフレーム部品価格詳細(税抜)

フレーム部材はNEFSという種類のタイプを選定。これは黒アルマイト加工ができるタイプの中で一番お安かったという理由。(だったと思う)

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部材の選定に迷えば、こちらの方の記事を参照ください。

コクピット製作反省点

・L字ブラケットは突起付きブラケットより押出型ブラケットの方がかっいいなと思いました。
・許容荷重も変わらないか、ものによっては押出型の方が高いようです。
【番外編】MISUMI FRAMESブラケットの選定で書いておこうかと思います。

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発注後になって、メルカリで値下げ交渉をしていたフルバケのサイドステーをコミコミ3000円で譲っていただけるというご連絡が。後々の調整のしやすさも考えてちょっとコストがかかってしまうが、購入することに。40x80がいらなかったかもしれない。3000円程度のコストカットができたはず。

どうも、ブラケットの塗装にもいろいろと種類があるようです。一度こちらをご参照ください。

つづきは、部材が届いいたら書きます。

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つづきはこちら↓

ミスミアルミフレームでiRacing①(どのようなコクピットがいいか)
ミスミアルミフレームでiRacing②(どのようなポジションにするか)
ミスミアルミフレームでiRacing③(詳細?な設計図)
ミスミアルミフレームでiRacing④(最終回:組み立て編)


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