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手応えのない時期は辛い!チャレンジ初期のしんどさを乗り越えるためのポイント

何事もそうですが、チャレンジはいざ踏み出した初期が1番心理的にしんどいんじゃないかと思います。ただただ減っていく予算。確定しない依頼。まだ得られないフィードバックと実感。

自由と夢、そんなかけがえのない権利を持っているのは分かっているのに、なんでこんなに気持ち悪いんだろう?

私も振り返ると結構身に覚えがあります。前職でまちづくりの課外活動をはじめてやったとき、初のコーチングセッションのとき、そして独立を決めた時。小さいことも含めたらもっとたくさんある気もします。

今回はそんな時に、どうしたら「しんどさ」に飲み込まれずにいられるのかについて書いてみます!


「あの頃に戻りたいですか?」何が自分をチャレンジに駆り立てたのかを振り返る

まず大前提として、チャレンジを止めてしまって元の世界に戻ることも意外と簡単です。宣言してしまったり色々と走りだしてしまっていると気持ち的には難しく感じるかもしれませんが、本当に戻ろうと思ったらサクッといつでも戻れます。

今どきは例え仕事を辞めてしまって独立しても再就職が難しいという時代でもなく、、「もう戻れない」というのは大概気のせいではないでしょうか。本当に辛いならいつでも引き返すことができます。

その一方で、それではあなたはチャレンジの前の状態に戻りたいですか?

答えが心からイエスであれば、チャレンジを中止してかつての道に戻るのも大事な選択だと思います。

一方でもし答えがNOなら、何があなたをチャレンジに掻き立てたのかをよく思い出してみてください。それは実現したい未来の何かかもしれないし、共にいることが困難な現実かもしれません。

私も独立しようと決めてから何度か精神的に苦しい時期がありました。その時に、「チャレンジをやめて今まで通りでありたいか?」と自問自答して、「そりゃないわ」と気持ちを取り戻してきました。

原点に立ち返るのも大事ですね!

あえて頭を使わない!理想な未来を絵に描いてみる

また何かしらのチャレンジをスタートしたということは、今までの場所とは違うどこかへ向かっているということです。ではそれはどこなのか?当たり前のように思えて、実はこれが意外と難しい問いだったりもします。

ビジョンやパーパスを容易に言語化できる方もいると思いますが、一方で案外難しいと感じる方もいると思います。

「自分のきっかけはビジョンやパーパスなんて大それたものじゃない」という方もいるかもしれませんが、多かれ少なかれ何らかの心理的な引力を感じたからこそ、一歩を踏み出している・踏み出そうとしているんじゃないでしょうか。

これはむしろ言語化できなくても普通のことです。行動の動機は感情からやってくるので、それを言葉に翻訳するのは結構手間がかかります。あるいは言葉にしてみても、その「なんだか分からないけどそっちに向かいたい気がする」という気持ちの全体を正確に表現できているとは限りません。

なので、あえて言葉以外の方法で表現してみるのも一つの手です。イメージを膨らませたり体を動かすのも一つですが、クレヨンや絵の具を使って紙に描いてみるのもいいかもしれません。

日常的な動きから少し離れて、頭と言葉以外のものを使うことによって、思わぬ発見があるかもです!

今の気持ちをとりあえず吐き出す

ここまでは「後ろのこと」と「前のこと」についてのアプローチですが、そうは言っても「今」何が起きているのかを紐解いていくのも大切です。

不安、弱音、後悔…もしかしたらそういった共にいられない、あまり目を向けたくない感情があるかもしれません。「チャレンジに邁進する自分には不要」と切り捨てているものがあるかもしれません。

ですが、現実的には目を背けてもそれらのものはピッタリとあなたの後をついてきます。なぜなら、それはあなたから生み出された、あなた自身でもあるからです。

何があなたにそんな感情を引き起こしているのか。何があなたにそう感じさせているのか。それによってあなた自身に本当は何が起こっているのか。

そういったことを吐き出して紐解いていくことは、目の前のチャレンジのためだけではなく、中長期的な内面的成長にも繋がるものでもあります。

そして本当に強い人というのは、強そうに見せている人ではなく、自分の弱さも認められる人ではないでしょうか。

自分の色々な一面を受け入れていきたいですね。


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