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企業内研修のつくりかたやり方考え方⑥

管理職には部下の研修も受けさせるべき

管理職であれば「管理職研修」を受けるということになるのですが、それで済ませてしまっている企業が多いようです。部下がどんな研修を、なぜ受けているかを知っていればそれでも良いのですが、どうでしょう。研修はパーパスや理念、中計等の実現手段として位置づけられます。であれば、部下の受けている研修内容は把握しておくべきではないでしょうか。理想は部下の研修を同じように受ける、なのですが、様々な理由でそれはかなり難しいでしょうから、最低限内容を知っておく、くらいはやっていてほしいと感じます。これにはいくつかの方法が考えられますから、自社に合った方法で、ということになります。ただ、動画はあまりお勧めしませんが。ちなみに私は部長課長研修では必要に応じ「今年度の育成計画は何を目指してどうなっているか」を冒頭に話し、かつ、「今日の研修はここの位置づけ」と宣言してから研修に入っていました。これは「会社が学習内容を重視している」というメッセージになりますし、学習内容に基づいて指導なりアドバイスなりがなされれば部下側の納得度も高くなるのではないでしょうか。

写真は「みんなのフォトギャラリー」からお借りしました。素敵な写真です。ありがとうございます。


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