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仕事について考える その3

栄養関連の資格、すごく増えました。
さらに今後もどんどん増えるんじゃないかと思われ。


栄養・食事に関する資格は数えきれないほどある

食育インストラクターっていうのが
元祖みたいなものだと思ってるんですが、
同じ「食育」縛りでも、
食育実践プランナー、食育アドバイザー、食育メニュープランナー、
ずいぶん増えてます。

ほかにも、
フードインストラクター、食生活アドバイザー、野菜ソムリエ
などなど。
短期集中でお手軽にリーズナブルに取れる資格が
数えきれないほどあるわけです。
(ユーキャンでさえ13講座もあった)

認定資格を取る程度だとしても、
食について学ぼうと思う人がいることはうれしいし、
がんばってね、とは思うけど。

結論から言うと、
古い言い方ですけどね、
同じ土俵には乗らないって思っています。
こういった認定資格が
世間的にはどういう評価になってるかわかりませんが、
やっぱり、栄養士とは守備範囲が違うから。。

管理栄養士・栄養士の属するカテゴリーって?

短期で取れる認定資格の名称って、
アドバイザー、プランナー、インストラクター、
そういう名前が多いわけですが、
私は、
管理栄養士・栄養士は
セラピストってカテゴリーの資格だと思う。

ちなみに、
栄養指導って
フードセラピーって言いますよね。

Therapy
単純に訳すと療法、治療、治療法
そんな感じかな。

最近、リハビリ関係の人たちは、
自分たちをセラピストって呼んでるみたいですが、
この前、彼らと話したとき、
「マッサージ師と間違える高齢者とかいて、失礼しちゃう」
って怒ってた。
だからかぁ。
セラピストって自称することで、
自分の立ち位置をはっきりさせてる
のよね、たぶん。
同様の理由で「先生」って呼ぶようにもさせてるし。。

栄養士って、
私も含めて、ですが。
今まであまりそういうことにこだわってなかったんだと思う。

「認定資格とは違うのよ!」
って変な自己主張したくなっちゃうことはあるかもだけど、
自分の立ち位置がセラピストだと認識すれば、
あまり気にならないんじゃない?

というか。
方向性がはっきりするから
あれこれすっきり、ですよね。

あとは、
周囲の認識が「管理栄養士はセラピスト」になるように
じみーに広げていけばいい。

えげつないとは思うけど。。

管理栄養士になるためには、
受験の時からの勉強量も半端ないし、
お金だって「家」買うときの頭金になるくらいいっぱい使ってるし、
時間も手間もかかってるのよ。

それなりの資格だって、
プライドは持ってていいと思うのね。
大卒だと学位だって持ってるよね。
研究に進む場合は、これ、大事。

厚労省が診療報酬に値すると認める仕事をするわけだから、
そんなに簡単なことじゃない。

そういう背景をもってる「自分」なんだから、
目指すものは何なのか、
そのためには何が必要なのか、
じっくり考えて、
学校出ただけでは足りない部分を埋めていかないとね。

食事提供の仕事をしている管理栄養士だって、
セラピーを行っていると考えれば、
やらなきゃいけないこと、
色々あるのが見えてくるよね。

学校給食の栄養士だって、
セラピーの一環として食育があると考えれば、
アドバイザーとかインストラクターとかとは、
違う風景が見えてくると思う。

自分に必要なことは何なのか?
これは、自分が何を専門にする栄養士になるのかによっても
かなーり違ってくるわけで、
目指す方向によって努力の仕方も変わってくるんじゃないかな。

あぁ、また書ききれない。
専門性については、また改めて書きたいの!

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