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奇跡的な繋がり


廃棄業者さんから1通のメールが届きました。
それとは関係なく次の日に、お客様からの問い合わせでデポジッターについて、まだ取引のない機械メーカーに電話しましたら
電話に出られた方が「馬嶋屋さんが納めた古いオーブンの入れ替えに行ってきました」と言われ
知らない三者が突然繋がる不思議な現象が起きました。
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■廃棄業者さんのメールから引用
「実は私、八潮市にあるスクラップ業者に勤務しておりますが、
今朝、古い電気窯が搬入されました。
普段ならば「何も気にならない」のですが、
その窯に何か呼ばれるような感覚があり、
銘板を見たところ、御社の名前が刻まれておりました。
昭和31年製造とも刻まれており、
何枚か写真も撮らせていただきました。
「まだ、この会社はあるのかな?」と、
Web検索したところ、御社のサイトにヒットした次第です。
現在は菓子作りの道具製造をメインに
営業されているようですが、
永きに渡り、稼働してきた窯を見ると、
モノを大切にしてきたかつての日本人の姿を思い出さずにはいられなくなりました。
窯の収納内に残っていた新聞から、少なくとも2016年までは
稼働していたと思われます。
60年近い歳月、
職人さんと一緒にお菓子で、たくさんのお客様を
笑顔にしていたのでしょうね?
窯の最期は鉄屑にはなりましたが、
製鋼所で再び「鉄」になり
命が与えられ、暮らしのどこかで活用されるはずです。」
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巡り巡ってまた機械の一部として生まれ変わるのかと、いろんな思いを馳せてしまいました。
お店によって歴史があり、それは家族や職人さんの思い出としてのツールにもなるんだと。
現在でも馬嶋屋では機械の修理や納品設置を昔から引き継いでおります。
入れ替えの時には30年前くらい機械が多いですが
まだまだ現役で動いてる機械も多いです。
良かったらブログをご覧下さい。
https://majimaya.com/archives/207/
最後に、プレートの住所は旧町名です。
浅草田島町→現在は西浅草です。

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