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私は地元に帰り、旦那は息子と二人暮し生活【1ヶ月経過】

皆さんこんにちは!
お久しぶりです。

私は今、里帰りのため実家に帰っています
息子は旦那とともに居住地である大阪にいます。

里帰り先に上の子を連れて行くのが普通なんでしょうが、体がしんどいし、里帰り先に息子を連れて行かずに旦那に任せてみました

家族と離れ離れになって1ヶ月、色々思うことがあったので感想を書きたいと思います。




里帰り先に息子を連れて行かないという決断


コロナもありましたが、結局あーたこーだ考えた挙げ句、里帰り出産を決めた私。


最初は息子里帰り先に連れてくるのか、そのまま大阪にいるのか、正直すごーく悩みました。

というのも私自身が

家事も育児も全部一人でやっていて、その上妊婦であるということに凄くしんどくなって全部放棄したい!


と爆発したからです。


妊娠は放棄できないにしても、この先さらに子供が生まれることで、今以上に私にばかり負担が増えていくんだろうなと思ってもう全てが嫌になりました。


なんで私ばっかり、自分の体を犠牲にしてやりたいこともできず、家族のことばかりしているんだろうと思っていて。


里帰り出産する間ぐらい、私は新しく生まれてくる赤ちゃんのことだけをやりたいなと思ったのが一番の理由です。


でもそれをやる上で、

本当に旦那さんに息子を任せられるのかという不安が大きくありました。



仕事をしながら ワンオペで子供を見ることは自分が味わってるからしんどさは重々承知しています。

それなのに、なんにも考えてなさそうな(ほんと失礼)おまえなんかできるのかと旦那のことを全く信用していませんでした。


ご飯の準備も私
買い出しも私
掃除も私
保育園の準備も私
洗濯物も私
ご飯をあげるのは私
お風呂に入れるのは私
寝かしつけも私
夜泣き対応の私
全部、私。

家事育児、私が全部やってるのに、仕事だけノホホンとしてる旦那に本当にできるのだろうかとすごく疑っていました。

実際は別に私一人でやってる訳でもなく旦那もやってくれてる訳ですが、こうやって離れるまで本当に私が全部一人でやっていると思っていました。
(まぁ負担は結構してたと思うけどね!)

ただいろいろ考えた結果、結局息子を大阪に置いていくことを決断しました。



もし本当に面倒が見れず、旦那と息子が共倒れしそうになった場合でも、その時その時に判断すればいいと、色々情報収集して心が落ち着いたので決断できました。


いざとなれば、里帰り先に息子を連れ帰って、一時保育なり何なり利用すれば、
私が頑張れば!
なんとかやっていけるのかなと思い、とりあえず「できる!」という旦那の言葉を信じて、旦那に息子を任せることにしてみました。




旦那に上の子を任せてみた結果



結論としてこの一ヶ月、まあ2週間に1回は 里帰り先に旦那が息子を連れて来ているんですけど、それ以外は二人で何とかやっています


これには本当に驚きで感謝しかないです。


おかげさまで、私は妊娠後期とてもゆっくりさせてもらっています。
本当に感謝。
しんどくなったらすぐ横になれるし、保育園のお迎えやごはんの心配を全くしなくてよい…
本当に子供のこと、母体のことだけ考えられてます。
ありがとう!旦那!息子!


この対応について他の人に話すと驚く人しかいません。だろうなぁ(笑)

基本的に里帰り先に上の子を連れて帰るのが普通でしょう。
そういう意味では私は母親失格なのかもしれません。

里帰りしてる間、まだ子供の生まれない私は男性に「日中何してんの?ヒマじゃない?」とか「旦那さんに全部押し付けてんの?」とか言われることもありました。

そもそも妊婦だから基本的にしんどいし。
このあたりの感覚、妊婦の頑張りにあまりにも頼りすぎじゃないですか?
仕事だけしてるほうが私はラクだと思ってしまう。

女性からは「私の旦那にはそんなことお願いできないわ」とか「うちの旦那には無理だと思う」などの意見も頂きました。
私もそう思っていたので、非常ーにわかります。

ただこの常識外れの行動に出たおかげで学ぶことが多かった!
(旦那サイドは知らん(笑))



この生活ですごく学んだことがあります。

学んだこと①:人に任せるということは相手に期待すること

今まで旦那さんに家事を任せたり育児を任せたりした時に、よくイラついてました。


何でそうやってやるのとか、
なんでこのタイミングでやるのとか、
何でちゃんとやってくれないのか、
いちいちすごくイラついてました。



結局お前には任せられないと、私が全部やらなきゃいけないんだと思っていました。

でも結果としてこの一か月は二人で普通に生活してるんです。

大きな病気をすることもなく、
保育園を休むこともな、
仕事を休むこともなく、
普通に生活を送れているんです。
できるやん…
じゃあ私は何だったのか?


人に任せるというのは、
何よりもまず相手に期待すること
そして失敗しそうになった時に見守る体制を作っておくこと
だと痛感しました。

私は旦那に期待していませんでした。
なぜなら私にとってのゴールは私のやり方を100%踏襲することだったからです。

そもそもこの生活でのゴールを仮定する場合、生きていればオールオッケーなんですよ。

私のやり方は自分が嫌いなマイクロマネージャーそのものでした。

嫌だったマネージャーの下で働いていた時に、業務の隅々までこと細かくを上司のやり方でやれと言われて、非常に嫌な気持ちで仕事していました。
自分のやり方以外は全く認めず「お前らは何も考えずに俺の手となり足となれ」と言われた事が腹立たしかったです。

別に私じゃなくてもいいんだなと思い、どんどんどんどんやる気がなくなってきました。

私が旦那に「家事育児を任せたい」言っているにも関わらずやっていた行動はこれと同じでした。

自分がされて嫌だったことを他人にも押し付けていたんだなと深く反省しました。


学んだこと②:私が我慢すると周りにも我慢を強いる

これは俺は旦那さんの一言でハッとさせられたのですが、
この里帰り期間だけ、土曜日も保育園に通わせています。
この土曜日の保育園の間、旦那さんは唯一、一人での自由時間があります。

その時に「何ヶ月ぶりか何年ぶりかだろうか…久々に本当に誰にも気兼ねなく一人の時間を楽しめてる」と言っていました。

里帰り前、私は仕事でしんどそうな旦那さんを見ると、ごくたまーにですが「息子は私が対応するから一人で出かけてくれば?」と半日ほど旦那さんにお暇をあげることがありました(すでに上から目線)

逆のことも、もちろんしてくれたことはありますが、私は基本的に妊婦のために完全なリフレッシュとはいきません。

もらった時間も、結局体調不良で寝て過ごしたりと、不満は募るばかり。
そもそも妊婦の時点で一時も心休まる時間はないなと思っていましたので基本的に世の男性全てをを憎むような闇落ちっぷり…

なので旦那さんに対しては、同じぐらい暇の時間を頂いだとしても、全くフェアではないなと心の底でずっと思っていました

その上私は家事育児を全部になってやっているんだぞ!という気持ちがあり、

暇の時間を旦那が取る時も
「おまえが潰れたほうが色々めんどくさいからな。潰れないうちに休ませるか…チッ!仕方がねえなあ」と
恨めしい気持ちで心がいっぱいでした。
(こう書くと本当に最低だな私は!)
本当に心が狭くて嫌な人間です、私は。

その気持ちを察してか、
旦那も暇の時間中でも、ものすごく居心地が悪かったようです(そりゃそうだ)

夫婦にせよ乳幼児がいるにせよ、家族が一緒に住むということは決してプラス面でだけではないのだなと改めて思いました。

それと同時に、本当に自分の心に余裕が無い時でも他人と共同生活するためにはどうしたらいいのかな?と考えました。

未だにこれについては、どうすれば良かったのか分かりません。
ただ大前提として私自身が満たされていないと 相手に対して嫉妬したり、相手は満たされている状態を見るとイライラするようです。

私はとっても器が小さいので、まず自分が満たせるように努力したほうが周りの人に優しくできるようです。

私が頑張ることで、周りの人にもがんばりを強制していたんだなと思いました。反省。

学んだこと③:誰と何をしたいのか、もう一度見つめなおす

離れ離れ生活は自分が言い出したくせに、自分が思っている以上に寂しい気持ちでいっぱいになりました。

息子に会えないというのもそうですが、意外?と旦那さんと他愛のない会話することができないというのが 思った以上に寂しかったみたいです。

実家にいると自分の父親や母親と会話する機会が多いのですが(もちろん母の事は大好きなのですが)
やはり私は旦那さんと会話するのが一番楽しいみたいです。

普段は家事や育児に追われて文句ばかり、
仕事があると仕事の愚痴ばかり。

本当に話したいことを話せていたのかな?
そこに居るからと、パーパー喋って不快な思いをさせてたのでは…?と思いました。

生きるのに、一人はラクです。

ほんとラク。
家族って本当にしがらみが強い。
面倒くさいことばかり。
一人になりたいなと思うことも何回もある。

でもそれでもこの人とは成長できるな、
楽しいことが沢山味わえるかな?
知らない自分に出会えるかな?
と期待して一緒にいるんだなぁと。
再確認しました。
と、同時にそれは普段からできてるのか?と。

一時期離れたことで再確認した旦那さんのいいところが沢山あります

人間、家族といえども程よい距離感が大切なのだなと 改めて思いました。

なかなか乳幼児がいる家庭で距離感というのは非常に掴みにくいのですが、夫も妻もそれぞれ人生を謳歌することが家庭円満の秘訣なのかなと思います。

改めて、今私は旦那と息子の前でどうありたいのかな?何を期待されてるのか?何に応えられるのか?楽しく過ごすにはどうしようか?と立ち止まって考えられていると思います。
いい感じだ!





また、子供が産まれると寝不足&ホルモンバランスの乱れでメンタルが闇落ちすると思いますが(笑)

今のところは順調です。
無事、子供に会えることを楽しみにしている日々です。


今日はこのへんで。

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