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帰る場所

amazarashiが好きだ。
世界は残酷で、美しくて、理不尽で、でも生きている。
そんなメッセージがたくさん込もっていて、
よく絵を描く時に聴いている。


amazarashiの「帰ってこいよ」という曲をはじめて聴いたとき、泣いてしまった。


歌詞を聞く限り、故郷から離れていくこと、でもどんなときでも帰ってきていいんだぞ、
という意味合いの曲だと思う。

“帰ってこいよ
なにか成し遂げるとも
成し遂げずとも”

青森出身の秋田ひろむさんだから作れる歌詞。
同じ東北出身者として共感しかない。


絶対に出ていくと誓ってでてきたけど、
たまに帰れば変わらない場所。

変わらなくてつまらないから出ていったのに
変わらないことがどうにも愛しくなる。


邪魔だと思っていた場所
もっと都会に生まれたかったと言っていた頃
不便しか見つけられなかった。

でもそんな帰る場所があることは
どうしようもなく幸せなことなんだろう。






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