1人1セラピスト
日本の若年層の15~39歳の死因の第1位が自殺。
日本は便利さと共に何かを失っているとふとした瞬間に感じる。
心を病んでいる、病んでいく人も以前に比べて多くなっているとセラピストの仕事をしていても実感する。
私たちセラピストの仕事は医療行為、治療行為はできないが、心の病気や体の病気を防ぐ「予防」としての役割はできると思っている。
自分自身に目を向けて、自分のケアをする大切さを伝えていくことも、セラピストとして大切な役割だと思う。
国家資格必須ではないため、少し学べばすぐに開業できてしまうリラク業界。
正直、この業界は飽和状態でお客様の取り合いになっていると感じる部分もあるし、言われる事もある。
リラクサロンの数に対してリラクサロンを利用する人の割合が少ないのも理由の一つだろう。
ストレスケアの1つとして体を整える事やストレスケアの大切さを実感する人が増えれば、飽和状態は解消されるし、集客に困るサロンも減るだろう。(開業するならもちろんある程度の技術がある事、人格者である事は必須の上での話だが)
お客様とセラピストも人と人。
相性がある。
お客様が自分と合ったセラピストをみつけて、ケアする事が継続してできたならば、心を病まず、体を酷使せずに日々を健やかに過ごす事ができると思う。
地方に住んでいるとリラクゼーションは贅沢だと思っている人がまだまだ多いと感じるが、自分の体と心を整える大切さや、ストレスケアの大切さをセラピスト1人1人が伝え続け、自分に目を向けるきっかけ作りをする事ができれば、もっと心身共に健康な人が増えるだろう。
お客様の取り合いなんてそんな事言わない、言わせないくらいに、私たちセラピストが、
「自分をケアする大切さ、ストレスケアの大切さ」をもっとたくさんの人に伝えていき、1人に1セラピストくらいの世の中になればいいのにと思う。
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