スマートシティ実現の基本システム【IoT】
Webシステム開発企業に勤めるmaitoです。
私のnoteでは、スマートシティやAI、VR、AR、MR、XR、ドローンなど
に関わるテーマを扱います。
情報通信技術を土台とした、「スマートシティ」の実現には高度なIoT(Internet of things)の仕組みが求められます。
AlexやSiriのような音声サービスでは、一つの端末から距離を問わず、家電やネットワークに接続できるあらゆるデバイスが操作可能になります。
そんなIoTに関わる、今回紹介する記事はこちらです。
「仕組みを作ることって専門職しかできないのでは?」
と思う方もいるかもしれませんが、少しプログラミングの知識があれば、obnizの製品を使って、誰でも簡単にIoTの仕組みを実現できるみたいです。
プログラミングが小学校教育の必修になったこともあり、誰でも簡単にスマートホームの実現ができるようになりそうですね。
◆IoTの恩恵とは?
わかりやすいところでいえば、手間を省く(時間の節約)があげられます。
Alexaに対して、要望を伝えて指示を出せば、
Amazonや楽天市場のようなECサイトで、価格や性能・サイズ・保障・デザインなどあらゆる要望を考慮しておすすめを提案し、購入まで自動で処理してくれる。
適切に意図をくみ取り、処理してくれる有能な秘書が一家に一台いることが当たり前の世の中になり、
さらに、スマホ一つでどんなサービス、取引も完結するようなライフスタイルが当たり前になるかもしれません。
例えば、保険証や診察券情報から過去の受診データを参照し、pdfファイルとして医療機関に提出できたり、
個人を特定する特殊な証明書(自動車運転免許証、保険証など)をスマホに取り込み、QR決済のように簡単に手続きができたり、
チャットボットに対して目的を伝え、順番に回答すれば、自分の要望通りに、旅行プランや宴会、食事予約ができる。
など、事務的な処理にかかっていた時間を削減し、自由な時間をもたらします。
◆現金を持たない時代が当たり前の世の中になる?
アジアでいえば、韓国がQR決済の普及率が96%を超えていたり、中国やシンガポールも60%程度普及しており、電子決済が主流になりつつあります。
日本では20%未満と、他国に比べてかなり遅れていますが、島根県の役場でPayPayが導入されるなど、
徐々に変化の兆しは出てきています。
一方で、電子決済の弊害として個人情報の流出や不正取引などの問題も浮かびあがっています。
ICTの進歩とセキュリティー問題は切っても切れない関係ですので、いかにリスクを避けて利用するか、常に情報収集を怠らず、学び続けることが必要ですね。
◆スマートシティ実現の基本システム【IoT】まとめ
今回はスマートシティを実現するIoTの恩恵や向き合い方について紹介しました。
あらゆるものがインターネットを介してつながるようになると、データが集まります。
データが集まると、AIを始めたとした技術の進歩につながります。
AIが進歩すると、人間が担っている事務的な処理を代替してくれるようになります。
人間の事務的処理が無くなると、時間に余白ができます。
そうなったときに、何のために時間を使いますか?
仕事がなくなると不安がっている方もいるかもしれませんが、考え方によっては、本質的に自分のやりたいことに時間を投資できるようになるので、人としての生き方・あり方に向き合える贅沢な時代ともいえるかもしれません。
これからも日々ITにまつわる新しい知見や、トピックについて紹介していきますので、お時間ある方はお付き合いください^^
ではまた。