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ザックJAPANを応援に!初の海外遠征。日本vsオランダ(③日本vsオランダ試合観戦)

いよいよ、日本vsオランダ戦試合当日、やっと仲間5人全員が合流することに。


①試合に間に合うか!?


試合当日、ゲンクの朝は寒かった。
私はたくさん重ね着をしてその上から背番号4の代表ユニフォームを着た。寒さ対策はバッチリ。
そしてオーバーブッキングになった最初のホテルに向かった。 そのホテルで、一人で日本から来るkanaちゃんと合流。

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ホテルのロビーで、日本人の大学生の男子2人がいて話したら、彼らも日本代表戦を見に行くという。 私たちが、日本からこの試合のために来たと言ったら、『え?この試合見るためにわざわざ日本から?」と驚かれた。  
いや、この試合はわざわざ日本から観に来るだろ〜と私は思うんだけど。

そんなことしている間に、前日ミラノで、イタリアvsドイツの代表戦を観ていた別の仲間二人からLINEが来た。ブリュッセル行きの飛行機の遅延で、ベルギーに入るのが予定よりかなり遅れたらしく、もしかしたら試合に間に合わないかもと。

そこで彼女たちが、ゲンクの駅に着いたらすぐにタクシーに乗って、そのままスタジアムに来れるようホテルにタクシーを手配してもらった。

私たちもホテルでタクシーを呼んでもらう。
が、なかなか来ないから、いつ来るのかと催促すると、ホテルの人から『タクシーが見つからない。』と言われる。
みんなスタジアムに行くのにタクシーを使うから出払ってたようだ。

試合は昼過ぎにキックオフ。
スタジアムオープンと同時に入りたかったけど間に合わなさそう。
選手ウォーミングアップには間に合いたい。
バスの方が早い?と、バス停まで行って時刻表を確認。
でもちょうどいい時間のバスがない。 
時間もだんだんなくなってきてどうしようと焦ってきたら、遠くから『タクシーきたよ〜!』とSAPOちゃんが呼んでいる。
良かった〜!タクシーがやっときた。 

やっとタクシーに乗れたと思ったら今度は大渋滞にはまる。
私たちは途中で降りて、スタジアムまで歩くことに。
ユニもスパイクも全身本田選手仕様のkanaちゃんは、現地のサポーターに『ホンダ〜』とからかわれながら歩いてた。

タクシーで行けばすぐだ、なんて軽く考えていたのが計算違いだった。
海外で行動するときはもっと余裕持って動かないといけないってことを学んだ。

ようやくスタジアム『クリスタル・アレナ』が見えてきた。
胸が高まる。

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(現在日本代表の伊藤純也選手が所属するゲンクのホームスタジアム↑)


②代表のウォーミングアップが近すぎる!

ワクワクしながら、初めて海外のサッカースタジアムに入る。
ピッチがすごく近い!が、第一印象。 が、霧がかっていて少し前が見にくい。

目の前でオランダ代表と日本代表がすでにウォーミングアップをしてる。
オランダの選手は巨人のようにでかい。
こんな大男を相手に戦うのか!?       
そしてその隣で日本代表のサブ組がストレッチをしていた。
本田さんは?と探すと、本田さんらスタメン組は反対側でアップをしていた。
あっちだ〜!と急いで反対側に走ってスタメン組のアップの目の前に来た。

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こんな近くで見ていいの?というくらいの至近距離。
選手と同じ目線の高さで見れるし、ちょっと手を伸ばしたら選手に触れそう。
私たちは柵にかぶりついて見てた(笑)。
選手の呼吸が感じられるくらいの近さで見れて大興奮。

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近すぎてヤバい (*゚▽゚*)↑ ↓

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現地のベルギー人の女子が片言の日本語で『うっちー、うっちー』と呼んでいた。 うっちーは海外の女子にも人気あるんだな〜😁。

③キックオフ。


ゴール裏の自分達の席に戻って試合開始を待った。

前から5列目でピッチにすごく近い。🥅も目の前。
『本田さんのゴールが目の前で見たいよね。ロッベンのゴールも見てみたい!』とキックオフ前からすでに興奮。

長谷部キャプテンを先頭に選手が入場。

そして国歌斉唱。
『君が代』がスタジアムに流れる。
海外で聞く『君が代』は鳥肌が立つくらい格別なものだった。

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君が代斉唱が終わる頃、遅れてた仲間のケムさんとルカさんが到着した。
なんとか試合には間に合った。
良かった良かったとホッとする。

やっと全員揃ったところで、日本vsオランダの試合が始まった。
Kick Off⚽️

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④ 本田選手ゴーーーーーーーーール!!!!⚽️


前半
日本は試合開始後から、前線からオランダにプレッシャーをかけ積極的に仕掛けるが、前半に2点失点。 2点目はロッベンのゴール
私たちの目の前で決められた。
みんななぜかロッベンのゴールを見れたと大興奮(笑)

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後半(下記記事より引用)

2点を先行され苦しい展開の中、前半終了間際の43分、中盤で奪ったボールを長谷部が大迫にパス。ダイレクトで左隅に決めて日本が1点を返す。
後半開始から遠藤と香川が交代で入ると、リズムの良いパスと連動した守備でペースを掴み、後半14分に遠藤、内田、本田、大迫と華麗なパスワークから本田が同点ゴールを決める。

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本田選手のCKがめちゃ近くで見れて、ケイスケ〜!本田さ〜ん!と、一同興奮してうるさかった(笑)

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本田選手のFK。もうケイスケ決めちゃってくれぃ!!! とみんな叫ぶ。

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そしてついに!!!!!
やっとさん→うっちー→本田→大迫と華麗なパスワークから本田選手がゴーーーーーーーーーーーーーール!!!!!!!!!⚽️⚽️⚽️⚽️⚽️⚽️

本田さんのゴールで同点!
目の前で華麗なパスワークからのゴールが見れた!
素晴らしい!!!
最高っ! 圭佑ありがとう!

試合は2−2のドローで終わったが、強豪国のオランダを相手に2点差を追いつき、後半は優位にゲームを進められ充実した内容だった。
海外での初観戦は、勝ちはしなかったが、素晴らしい連携で、本田選手のゴールを目の前で見ることができた最高の試合だった。

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最後選手がゴル裏に挨拶に来てくてた。
最高の試合をありがとうお疲れ様!と拍手を送った。

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④試合終了後、スタジアムの帰り道。

興奮冷めやまぬままスタジアムを後にした。
スタジアム近くのバス停を通ると多くの人がバス待ちしていた。
バスが来るのにも時間かかりそうだし、来ても乗れるか分からないから歩きながら流しのタクシーでも拾おうかということになった。

歩いていたら、途中スーパーマーケットがあったので、ここでタクシー呼んでもらおうかということになりお店に入ってみる。
ベルギーの食材やお酒、ビールが並び、日本ではなかなか見かけない食材や、棚一面に積み上げられた様々な種類のジャムや蜂蜜。見ているだけでもとても楽しめた。

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私たちは飲み物などを買い、タクシーを呼んでもらう店員さんを探す。
奥のハム売り場に男の店員さんがいたので、タクシー呼んでくださいとお願いする。

お兄さんはいいよと言って電話をしてくれ、外で待っててと言われたのでスーパーの外で待つことにした。
しかし、待てど暮らせどタクシーが来る気配がない。

そうこうしていたら 1台のバスが通り過ぎた。日本代表のバスだった。
『わ〜〜〜(≧∇≦)』とバスに向かってみんなで手を振った。

その後もまだタクシーは来なかったので、何度も申し訳なかったが再度お兄さんにタクシーがまだ来ないと伝えに行く。

お兄さんが身振り手振りで 僕が車で送って行くよ、みたいなことを言ってる。
と思ったら本当に車で送ってくれることになった。
なんて優しいハム屋のお兄さんなんだ😭
本当に感謝。
(今思うと、お兄さんと写真撮っておけばよかった。顔が思い出せなくて残念。)

写真はないけどこんな感じだったと思う笑。 とにかく神だった!↓

note_お兄さん

旅してると思いがけないハプニングにも見舞われるけど、現地の人の優しさに助けられることもある。

私たちは紅葉の街並みを見ながらお兄さんの運転で無事にホテルに着いた。

次号に続く。初めて見る代表練習に大興奮。『④ザックJAPANのクールダウン!ファンサ!』もお楽しみに。

前編『②ドキドキ初サイン編』はこちら↓


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