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壮行会で贈る言葉

3月、4月は歓送迎会の時期ですね。「マスク外すのは自己判断で!」宣言も間近。「歓送迎会は開くのも参加するのも自己判断で」と言わんばかりのタイミングです。

僕は歓送迎会、壮行会に参加する予定はないのだけれど、これから社会人になる若者へ贈りたい言葉はなんだろな~と考えてみたので、ここに綴っておきます。もしあなたが20代ならば頭の片隅にでも入れてくれたらうれしいです。

1.成功の秘訣はない

僕は自己啓発本が好きでぼちぼちの数を読んできたと思っています。その結果たどり着いたのは「成功の秘訣はない」ということです。

自己啓発本、自叙伝では成功者が意識していることや大事にしていることが書かれています。そこには「なるほどー!!」と思えることがたくさん書かれています。役に立つことばかりが書いてあります。

ですが、そのまま真似してもうまくいかないのが恐ろしいところです。


状況が全く同じならば真似するだけで上手くいくこともあるかもしれません。だけど職種・年齢・規模など条件が一つでも違えば真似するだけではダメで、ややアレンジして自分流に落とし込まなければ役立てることができないのです。

本から得た知識を自分の中に浸透させて、自分の中に溶け込ませるように自分流にできたとき、それはあなたの成功の秘訣に変わっているはずです。イメージは、自分とはコップに張った水で、そこに本の知識という絵の具を1適垂らすというのが本から学ぶということかなと思っています。混合して均一な水にするまでが読書、すなわち本から何かを得るということではないでしょうか。


「成功の秘訣はこれだ」と本に書いてあったから真似したってだけでは不十分だと言いたい。

2.『若さ』は借金

これはYouTubeのショート動画で流れてきたやつです。全くその通りだと思いました。


僕は就職直後、「若さ」を武器にいろいろと経験させてもらいました。職場の上司や業界の大御所に「若さ」に甘んじて教えを被っていました。

20代のうちは「若いのに頑張っている」という評価で相手にしてもらえますが、30歳にもなるとただのやかましい奴になってきます。成長してないなと。


若さに期待して教えてあげるという行為は、年長者からすれば投資と同じなのです。若いのに頑張っているという点で評価してもらい先行投資をしてもらうわけですが、何年か経ったときに成長していないと、投資失敗とみなして相手にしてもらえなくなります。

僕は「若い」というだけでもらっていた投資を返せることなく散りました。みなさまが期待したよりも成長できなかったのです。


若さを武器にして突き進むのはほどほどに。

まとめ

僕がこれから社会に出る若者に伝えたいことでした。

成功の秘訣はないけれど、他人の失敗は学びになります。僕と同じ失敗をしないように「若さは借金」と頭の片隅に入れておいて損はないと思います。


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