⿻この曲記念日⿻1904.5.1
今日はチェコの作曲家アントニン・ドヴォルザークの命日です。ちょうど120年。
アントニン・レオポルト・ドヴォルザーク(1841-1904)
《8つのユモレスク Op.101 B.187》より 第7番
これは言わずもがな、有名です…よね!?
もはや何が有名で何がそうでないのか、この職業してると分からなくなるんですよ……
ドヴォルザークといえば、
夕方聴きたくなるあの「家路」が含まれる《新世界》、
ピアノ連弾でもよく演奏される《スラヴ舞曲》、
そしてこの「ユモレスク」でしょう。
ヴァイオリンバージョンを聞いたことがある方もいるかもしれませんね。そちらはこの曲の、クライスラーによる編曲です。
ドヴォルザークはチェコの作曲家ですが、他のドイツやフランス、イタリアなどの作曲家と違うところを一つ挙げるとすれば、
圧倒的な民族感です。
これに尽きます。
じゃあ「民族感」って具体的に何なのかといえば、
私の感覚で言葉にすると
「土臭さ」。
スラヴ舞曲でもその独特な空気感は味わえますが、
特に短調(暗い,悲しい曲調)の曲になった時の
その土臭さと言ったら…!(褒めてます)
こういう民族的な和音やリズム、大好きなんですよね…全然故郷でも何でもないのに、懐かしい香りがしてくるような…
今回取り上げたユモレスクには、そういった民族的な要素はそこまで濃くないのですが、
それでもこれは日本の曲ですか?って感覚にみんながなってしまうような温かみのある曲です(私見)。
おっと、熱く語りすぎてしまったかな。いや語り足りない…実は去年からチェコの音楽にハマっていまして。今日のところはこの辺にしておこう。
ぜひ嗅いだこともないチェコの香りを思い出しながらw
お聞きください。
stand.fm、Podcastにてピアノ演奏を収録、配信しております。合わせてぜひご視聴ください。↓
ご覧いただきありがとうございました。
次の配信をお楽しみに!
参考文献
『1冊でわかるポケット教養シリーズ 1日1曲 365日のクラシック』2019/11/20発行,近藤憲一/著
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