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AIとアイドル/魂注入でオワコンをリサイクル/蘇る過去キャラクター/持続可能な愛/永遠の推し
AIでアイドルを作る際に、ハードルとなるのは「バックボーンがないキャラには感情移入しにくい」という問題です。
単なる美少女はいくらでもいるし、オタクだ根暗だメンヘラだ、という「変わり味」も既に定番味と化しています。
とってつけの設定では奥行きが生まれません。
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私がソシャゲ運営していた時代に驚いたのは
レジェンド級のような、超美麗カードに描かれる超豪華絢爛な美女よりも
イベント限定の「版権キャラ」の方が、断然人気があるという事実でした。
絵のクオリティだけ見れば、レジェンド美女の方が圧倒的に優っています。
にも関わらず、彼女たちは「物語をもたない」から価値がでません。
わかりやすく言えば「それなり可愛い、知名度のあるタレント」と「かなり美人の一般コンパニオン」
2人が来て「うわ!すごい!」と興奮するのはタレントの方ですよね。ブランド力での圧勝です。
いくらコンパニオンの見た目が優れていても、そこには単純なスペックで埋められない壁があるわけです。
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AIキャラも同じで、とってつけの「可愛いキャラ」「イケメンキャラ」はどれだけ見た目が優れていても似たり寄ったりで、そのキャラだから推したいと思える理由が殆どありません。
ご当地キャラのような自治体レベルのバックアップがあれば別ですが、そのような特命キャラは数が限られます。
なら「物語のあるキャラにAIで魂を吹き込む」のが1番早いですよね。
特に使えるのは「昔は国民的人気だったけど作品自体は終わってしまって久しい・オワコンキャラクター」
例えばアッコちゃんやサリーちゃんなど、単体で打ち出すのはむずかしくても「70〜80年代魔法少女チーム」にすれば、ある層はグワっと食いつきます(はい私です)
セーラームーンのような「ギリ終わってない作品」は非常に狙い目。
ジャンプやサンデーなど、版権を多く取り扱う企業は大チャンスですね。
なんせ学習データは豊富にあります。
AI化したキャラをボカロのように「ビジネス利用可能なパッケージ」にすれば、実際のコンテンツはユーザーが勝手に増やしてくれますし、利用料と売上マージンで利益を出せます。
「かつての人気作品がパチンコになる」と、ファン層としては「あ、あんな汚れ仕事をやらされて…」とテンションが下がりますが(スッと目を逸らす)
歌ったり踊ったり花形として再復活するのはテンションが上がりますよね。
オワコンがリサイクルされオワコンじゃなくなる。夢よもう一度。過去のキャラクターが鮮やかに蘇る。そこに愛があれば何度でも。
AIで愛を持続可能にする。
現在では推しにくい「潜在推し」も全力で推せる。
そんな時代も間近だなと。
朝ミルクティーを飲みながらウフフ思いました。
最前線じゃなくても、作者がもう続きを描かなくても、それでも廃れないって素敵ですよね。
「それでも私は好きなの」の「それでも」が溶けて、世代を超えて親子で推しになる可能性だって大いにある。
すっかり奥にしまいこんだ、宝石のカケラを取りだす時が到来したようです。
自然栽培・オーガニック食品の生産者に還元します