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「考える」とは思考を編むこと
か細い繊維を編めば、一本の「糸」にできます。
糸を縦横に編めば、一枚の「布」にできます。
布同士を編めば、無限の「パッチワーク」ができます。
このパッチワークのパターンが「自分の考え・思考」です。
もちろん、何もかもすべてオリジナル…という人はいません。
既製品の糸、お下がりの生地、流行のパターン 、それらのアレンジやコラージュ(半オリジナル)など
他からの素材もいっぱい含まれる「寄せ集め」です。
親の影響、他人の話し、フィクション作品、TVやSNSで見聞きした情報など
オリジナル・半オリジナル・非オリジナル。
それらを複雑に組み合わせたパッチワークを、皆それぞれに持っています。
お気に入りの色をつけたり、模様をくわえたり、ワンポイントの刺繍を入れたり。どんどん手を加えて「自分の考え」を編みだしていきます。
オリジナルの度合い
パッチワークのオリジナリティが高いほど、個性的な人と言われます。
クリエイター、アーティスト、経営者のような生き方をする人は、オリジナリティが高い人です。
ただし、「オリジナリティ=高いほどいい」のではありません。あまりにも個性的だと誰とも話しが通じなくなり、ヒジョーシキ・意味不明だと敬遠されたり、孤立無援になってしまいます。
半オリジナル・非オリジナルは、他者との共通言語として機能しますし、オリジナルが迷走しがけた場合のサポートにもなります。
思考パターンもトータルバランスが大切です。
本音(本当の音色)から生まれるパターン
なにが好き、なにがニガテ、なにが必要、なにを手放す・・・
本心・本音にもとづく糸(意図)は、自然と美しい布となり、素敵なパッチワークを形成します。
反対に「恐怖の震え」からはユルユルの糸、ガタガタの布、チグハグなパターンが形成されます。それ自体がビミョウなだけでなく、周りの布まで不協和音に巻き込まれ、構造が不安定になってしまうのです。
どっちのパターンか俯瞰する
【本音由来】
うきうき・ワクワク・ドキドキするハートの疼き
手や胸がカァッと熱くなる感覚
走り出したくなるようなアクセルぶんぶん感
ときめき・キュンとくる感覚
【恐怖由来】
〜やらなきゃ・〜すべきという義務感・責任感
焦り・ハラハラする感覚
悔しさ・見返したい復讐心
優劣意識・競争欲
パッチワークを俯瞰してみる際には、この点を意識してみてください。
自然栽培・オーガニック食品の生産者に還元します