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扈三娘は誰かと考えて、夏目雅子さんに決まり、小鉢が増える作戦(北方水滸伝)

文庫本、全19巻の長編歴史小説。

水滸伝すいこでん

僕の言う水滸伝は、北方謙三さんの水滸伝です。
「北方水滸伝」と呼ばれています。

全巻、泣きながら一気に熟読しました。
以来、定期的に何度も繰り返し読んでいます。

水滸伝登場人物記、その2です。

◆水滸伝

物語は西暦1101年から始まります。
中国歴史小説です。

腐敗した世の中を変えるべく、おとこたちが立ち上がります。
革命を起こすのです。
革命を志す漢たちを梁山泊りょうざんぱくと呼びます。
『梁山泊』は、革命軍の本拠地の地名でもあります。

西暦1101年~1115年までの14年間の物語。
おとこたちの、生き様 が描かれています。


◆水滸伝の『何』を記事にするのか

登場人物が多すぎて、「誰だっけ?」となってしまうので、登場人物一覧を作ります。(全登場人物ではありません。主要人物だけになります)

誰のために作るのか? 僕のためです。

「文庫本の冒頭に『登場人物一覧』があるじゃないか」と思う方もいることでしょう。僕は、その『登場人物一覧』が不満なのです。

・「ああ、あのとき、あの経緯で加わったおとこか~」と思い出したい
・『李』とか『張』が多く分かりにくい
・キャラが似ている場合、エピソードがごっちゃになる(解珍かいちん杜興とこうなど)

何回かに分けて記事を書き、自分が思い出すために最適な『登場人物一覧』を完成させます。


◆記事にする上での工夫

登場人物を俳優さんや有名人に例えます!

ビジュアルイメージを紹介します。
これなら、妻のゆかりちゃんも、少しは面白く感じるかもしれません。

全員の年齢を、西暦1103年で計算します。
西暦1103年は、梁山湖の山塞に、初めて『替天行道たいてんぎょうどう』の旗が立った年です。『替天行道―北方水滸伝読本』が参考文献です。


◆大好き(憧れ)

・晁蓋

晁蓋ちょうがい:梁山泊の頭首の1人 36歳
僕のイメージでは、身長178㎝ 体重75㎏

ビジュイメージ:俳優、若き岩城滉一さん


晁蓋は、歯が白いイケメンのイメージが、僕には強烈にあるのです。


・武松

武松ぶしょう:28歳 175㎝ 80㎏
ビジュアルイメージ:ラグビー選手、稲垣啓太さん


無口で、素手なら最強です。
兄嫁に惚れて、悶え苦しむ哀しい漢です。


・李逵

李逵りき:23歳 175㎝ 80㎏
ビジュアルイメージ: タレント、ボビーオロゴンさん

脅威の身体能力、純粋無垢な心の持ち主。
子供よりも純粋で子供な李逵が、関勝のことを「俺より子供が雄州にいる」と評したのには、思いっきり笑っちゃいました。


・楊志

楊志ようし:28歳 180㎝ 80㎏
ビジュアルイメージ:俳優、むしろ今の吉川晃司さん


吹毛剣すいもうけんを使う達人。1人対150人の戦いでも楊令ようれいを守り切った漢。
妻、済仁美さいじんびと養子、楊令との幸せが、あまりにも束の間すぎた。哀しすぎますよ、北方さん。


・燕青

燕青えんせい:24歳 170㎝ 60㎏
ビジュアルイメージ:俳優、佐藤健さん


燕青は僕とほぼ同じ体系です。
体術の達人。僕もやがて合気道を学ぶので、やはり同じです。
李師師りししとの絡みが、羨ましすぎた!


・扈三娘

扈三娘こさんじょう:女性 16歳(物語には19歳で登場)
海棠の花と呼ばれるほどの美女 身長165㎝ 体重50㎏
ビジュアルイメージ:女優、夏目雅子さん


絶世の美女とは、僕は夏目雅子さんと妻のゆかりちゃんしか浮かびません。

美しく、自分が美しいという自覚のない扈三娘。
上級将校としても充分な武の強さを兼ね備えている。気も強い。

楊令伝での聞煥章ぶんかんしょうが羨ましいと思う僕は、クズかも。


◆番外編:もう1人の扈三娘候補

惜しくも夏目雅子さんに敗れてしまった、ビジュアルイメージ候補がいるのです。
記事に書かないのがガマンできずに、番外編としました。

志穂美悦子さんです。


強い女性といえば、志穂美悦子さんです。
凄い強さです。そして美しい。


水滸伝登場人物記 その1
・つづき 水滸伝登場人物記 その3

◆〆

つい、「今、映画化するならば」と考えてしまいます。
今現在、若い女優さんから扈三娘を選ぶのならば、広瀬すずさんです。

扈三娘には、美しさだけではなく、気の強さが必要ですからね。

このような妄想を、ときどきコツコツ、記事化します。
1つにまとめるときが、今から楽しみです。


ゆかりちゃんのビジュアルを褒めたので、今日は晩ごはんに小鉢が1つ追加されるかもしれません。

僕は、ゆかりちゃんが大好きなのです。




おしまい


※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第657話です


PS.その1 北方謙三さんの水滸伝関連のご紹介


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