【北方水滸伝】北方水滸伝の林冲は、岡田准一さんではなく、伊藤英明さんになってしまった
何度目だろうか。
全19巻の長編歴史小説。
水滸伝
僕の言う水滸伝は、北方謙三さんの水滸伝です。
「北方水滸伝」と呼ばれています。
全巻、泣きながら熟読しました。
続編の『楊令伝』全15巻、そのさらに続編の『岳飛伝』全17巻も同じように泣きながら読みました。
少なくとも水滸伝は4回、楊令伝は2回読みました。
岳飛伝だけは1度きりです。
分厚い文庫本を123巻は読んだという、そんな計算になります。
そして今、おそらく5度目の水滸伝を読書中です。
13巻の真ん中くらいです。
◆水滸伝
物語は西暦1101年から始まります。
中国の歴史小説です。
帝は浪費しまくります。
役人はあたりまえに賄賂を要求します。賄賂を支払えば不正が不正ではなくなり、正しい者でも賄賂を拒めば牢獄に入れられます。
悪い役人や悪い商人が威張っていて、民は重税にただ耐えるだけしかありません。生かさず殺さず、徹底的に絞られます。
その腐敗した世の中を変えるべく、漢たちが立ち上がります。
革命を起こすのです。
革命を志す漢たちを『梁山泊』といいます。
『梁山泊』は、革命軍の本拠地の地名でもあります。
本拠地『梁山泊』は、湖に浮かぶ島です。梁山湖に浮かぶ数万人が暮らせるほどの大きな島が、漢たちの拠点です。
水滸伝は、西暦1101年~1115年までの14年間の物語。
「戦いの物語」と思う方が多いでしょう。しかし、違います。
男たちの、生き様 が描かれているのです。
◆水滸伝の『何』を記事にするのか
登場人物が多すぎて、「誰だっけ?」となってしまうので、登場人物一覧を作ります。(全登場人物ではありません。主要人物だけになります)
誰のために作るのか、といいますと、僕のためです。
「文庫本の冒頭に『登場人物一覧』があるじゃないか」という方もいることでしょう。
僕は、その『登場人物一覧』に不満なのです。
13巻の『李応』の説明は、「重装備部隊隊長」とありますが、僕が知りたいのは、梁山泊に加わるまえの経歴です。
・「ああ、あのとき、あの経緯で加わった漢か~」と思い出したい
・『李』とか『張』が多い
・キャラが似ている場合、エピソードがごっちゃになる(解珍と杜興とか)
・影の薄いキャラも、出身母体を思い出したい
何回かに分けて記事を書き、自分が思い出すために最適な『登場人物一覧』を完成させます。
◆記事にする上での工夫
水滸伝の内容にはほとんど触れません。
僕が分かれば良いのですから。
水滸伝を読んだ方には、きっと面白い記事になるんじゃないかなぁ。
でも、水滸伝を読んでいない方には、つまらない記事かもしれません。
そこで、登場人物を俳優さんや有名人に例えます!
イメージとなるビジュアルを紹介するのです。
これなら、妻のゆかりちゃんも、少しは面白く感じるかもしれません。
年齢は、西暦1103年で計算します。
梁山湖の山塞に、初めて『替天行道』の旗が立った年です。『替天行道―北方水滸伝読本』を見ながら記事にします。
◆大好き(文句なく大好き)(憧れ)
・主人公 林冲
僕の独断と偏見ですが、水滸伝の主人公は『林冲』です。
林冲:31歳 身長180㎝ 体重80㎏
イメージ俳優:31歳の伊藤英明さん
妻:張藍(役人に凌辱され自殺する)
めちゃくちゃ強い。
死んでしまった妻の張藍が大好きでしかたない、という女々しい面がある。
この女々しさのある漢という点で、女々しさを全く感じない岡田准一さんを却下せざるを得ませんでした。
・王進
王進:40歳くらいではないか
イメージ俳優:もう少し背の高い40歳の真田広之さん
身長177㎝ 体重72㎏くらいではないかなぁ。
武術の達人で、山奥で母と2人暮らし。
心病む漢たちの師匠的存在。
・魯智深
魯智深:37歳 身長198㎝ 体重120㎏
イメージ:37歳の武藤敬司さん(プロレスラー)
人たらしのお坊さん。
巨漢。後に片腕を失い、名を魯達に変える。
・つづき 水滸伝登場人物記 その2
◆〆
結構大変です。
コツコツ、続けていきたいと思います。
昨日、ゆかりちゃんとケンカしてしまいました。
仲直りしてくれて、ゆかりちゃん、ありがとう。
僕は、ゆかりちゃんが大好きです。
おしまい
PS.僕の処女作『いいかい、タケルくん』です!
ご一読いただけたら幸いです。
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