自分で自分の背骨を、お腹側からと背中側から同時に(イイ感じで)押して、正しい位置に治せるのです
この記事の続きです。
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◆IAP呼吸法
『スタンフォード式 疲れない体』という本で紹介されている、IAP呼吸法をご存じでしょうか。
サラタメさんの動画や、その他いくつかのYouTubeで観ました。
健康に良い。
腰痛にも良い。
そう解釈しましたので、実践したのです。
僕は、眠る直前に、ベッドで仰向けになった状態で行なっています。
息を吸って、お腹を膨らませます。
◆肺は縦長
胸を膨らませる呼吸法では、浅い呼吸しかできないと実感しました。
よくよく考えてみると、肺は、縦に長い形状です。
横隔膜を上げて、肺の空気を押し出します。
横隔膜を下げて、肺を縦に大きく膨らまして空気を吸います。
横隔膜が下がるので、内臓が圧迫されてお腹が膨らむのです。
僕は、それまで、腹式呼吸に納得できませんでした。
「お腹で息を吸って~、お腹を膨らまして~」と声を掛けられても、
(空気は肺に行くのであって、お腹に行くわけないじゃないか)と思っていたからです。
子どもの頃から、僕は理屈っぽく、理に適っていない話には心が動きませんでした。
50歳になって、素直に、いっぱい空気を吸ってお腹を膨らませると、
(まだ入る、ま、まだ入る、まだ入る)と、驚くほど空気を吸えるのです。
これまで、どれだけ浅い呼吸しかしてこなかったのか、悔しく残念な気持ちになりました。
だから長距離走が苦手だったのか、と合点したのです。
横隔膜を下げて肺を縦に大きく膨らませる
このように認知しイメージすると、空気を吸える量が倍以上になりました。
お腹が圧迫されて、内臓が背骨を押します。
お腹の中から、背骨が圧を受けるのです。
内臓はお腹の前だけでなく、背中側も圧迫します。
たくさん空気を吸うと、そうなります。
◆脱線(子供にも正しく説明せよ)
このとき、あたかも空気が背中側に入ってきたかのような錯覚が得られます。
そう思いました。
当時の大人だけでなく、今の大人も、子供に対して正しい説明をしないことが、多々あります。
「子供だから、言っても分からないよ」って、
それは、あなたが子供ならね、ってだけです。
分かる子供もたくさんいます。
◆多くて3回
IAP呼吸法は、けっこう疲れます。
本では「5回」やることを推奨されていますが、僕は1~3回しかやりません。2回か3回かが多いです。
それでも3日坊主になるよりはマシです。
眠る直前にできるので、すぐに習慣となりました。
◆ボキボキ
ある時、大きく深く息を吸ってお腹を膨らましました。
息を吐くときも、お腹を膨らませたまま吐くのがIAP呼吸法です。
そのとき、背骨が「ボキボキ」と鳴ったのです。
めっちゃ気持ちイイ音でした。
マッサージで、背中を押された時のような感触です。
内臓が正しい位置になる、とは聞いていました。
背骨が、お腹側からも背中側からも圧を受けているのは知っていました。
◆トムソンベッド効果
トムソンベッドでの骨盤矯正と同じ効果があったのです。
トムソンベッドとは、これ ↓ です。
なんか、腰が痛いなぁ。
痺れが出てきたなぁ。
というときに、この、IAP呼吸法を行なって背骨がイイ音を出すと、
椎間板ヘルニアの症状が消えるのです。
当初は、毎日のように「ボキ」と鳴りました。
1日で骨盤がズレていたのでしょう。
最近では、(そろそろなりそうだな)と、なんとなく分かるようになっています。月に2~3回鳴ります。
◆結論
結論です。
僕は、IAP呼吸法のおかげで、
自分で骨盤の歪みを矯正できるようになりました。
以来、費用のお高い接骨院に通うことは不要になったのです。
もう、3年も通っていません。今後も行く必要はないでしょう。
結論を書きましたが、その8に続きます。
おしまい
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