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「楽しい」という切り口を持て!

仕事中、自分の意識が切れないように昭和ギャグを同僚にぶっ込んでも反応できないので、いよいよ昭和ギャグスベリ芸が定着し始めた、クーリッシュことまいんまーとです。(#アイスではなく寒いってことね)

さて今回は「『楽しい』という切り口を持て!」というテーマで書いていきます。


学校が始まって約1ヶ月。ようやく子どもたち同士も打ち解けてきて関係づくりもできてきました。


ある日、いつもは寡黙で返事はほとんどうなずきか首ふりで物静かな子どもが、教室にあったビンゴセットを使ってボール入れをやり始めました。

ビンゴセットは、掌で握れるほどの大きさのボールとボールを取り出す穴の空いた箱ですが、その子はボールを全て出し、箱を離れた場所に置いてボールを穴に向かって投げ始めました。

ボールは入ったり入らなかったりでしたが、その様子を見ていた他の子が一緒になってやり始めました。そしてまた一人増え、三人で順番に穴を狙ってボールを投げるゲームが自然に生まれていきました。


この一連を見て私は

「楽しいことに人は自然と集まる」

と思いました。


誰も何も言わず自然に人が増え、順番に投げるという秩序が生まれ、成功と失敗を楽しむ雰囲気が作られていく。まさに、共生の瞬間を目の当たりにすることができました。

このことから、誰しもが「楽しい」と思えるようなことを提案することによって、自然と人が集まり、その時間を楽しむためにそれぞれ考えて行動していくと考えられます。そしてそのきっかけ、入口となる「楽しい」という要素の有無がその後に続くモチベーションになることが考えられます。

何事にも「楽しい」か「楽しくない」かということは非常に重要です。楽しければもっとやろうと思いますし、そうでなければやりたいとも思いません。だから教員は、楽しさを伝える工夫やしかけを切り口にして指導にあたる必要があると思います。

日々の日常においても、仕事においても、「楽しい」かそうでないかを軸に考えて行動していけば、良い方向に進んでいくと私は思います。

迷った時には、この切り口で考えてみてはいかがでしょうか?


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