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子どもの あざ と選択 2

生きるということが、小さな一瞬一瞬の選択の連続であることはあたりまえだけれど、時に慎重な選択、大きな選択をする必要が出てくる事がある。

「生まれてきた赤ちゃんにはあざがあります。」
じゃあ、何をするのかしないのか。


これは血管腫といいます


小児循環器科でお世話になることとなった名古屋市南区の中京病院にて、あざの診断のため皮膚科を受診した。

一通り診てもらいこれは「血管腫」です と診断名がおりた。

そして血管腫についての説明。
このあざがあるからといって健康状態に影響があるものではありません。
薄くするためにはレーザーを当てて治療します。これは完全に無くすものではなく効果があれば薄くなっていきます。
とのこと。


レーザーを使用してあざを薄くできます


ここで私たちは選択する必要があった。
あざを薄くするためのレーザー治療をするのかしないのか。

健康状態に影響はない。
ということは ”そのままでも良い" ということ。

治療をする。
ということは、見た目を主とする理由からあざを薄くしたいという親の希望によるものであるということ。


息子のあざは広範囲。
身体の右側に。後ろは脇下の高さから 前は腹部中央 陰部まで。右下肢は約6割ほど。

私たち夫婦は、レーザー治療をする という選択をした。
将来がどうだとか、子供が気にするかとか、あまりそこまで深く考えはしなかったが、方法があるのならやっておこうという。そんな感覚で決めたことだった。



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