社員にしてやられた話…
大阪出張に行ってきました!
5月29日から30日まで ” 大阪出張 ”に行ってきました。
大阪には当社の大阪支社があるのですが、3月に中途入社で新しい課長に入社していただき、その上で現在、大阪支社の改革をどんどん進めています。
特に大阪支社の組織を2つの課に分けたり、更にその下のチームを再編したり、業務改善もどんどん進めようとしており、今回の出張はさらに大阪支社の改革を進めるために出張に行きました。
ところが、中途入社の新しい課長がかなり遠慮がちに ” 少し時間を頂けませんか?中園さんの方針に対して現場のリーダーに意見があるようです ” と言ってきました。
「意見って何?」と問いただしても新しい課長はそのリーダーを庇いながら話すので意見の詳細がよくわかりません。
ただ、「今回の大阪支社の改革は半年以上の準備期間を経た上で進めていることなので、多少の意見があっても推し進めるよ」と課長に伝えたところ、「それでも良いのでリーダーの話だけでも聞いてください」と言われたので、じゃあとりあえず話は聞こうということで意見のあるリーダーと課長と私の3人でMTGを行いました。
リーダーの意見とは…?
まずリーダーの意見を聞こうと思ったのですが、リーダーも突然MTGに連れてこられたので、最初きょとんとしていました。
このリーダーは大阪支社が最初に出来たときに入社してくれた社員で、入社して数ヶ月でリーダーになってくれました。自分の意見をきちんと言うタイプで、特に現場の業務には熟知していて耳の痛い意見もきちんと言ってくれる子でした。
今回の大阪支社の改革の概要と、改革で実現したいことを私から説明したところ、彼女(リーダー)の意見は ” 改革自体は特に反対ではないが、特に配慮して欲しい点がある ”というものでした。
配慮して欲しい点について聞いてみると、業務の特性や社員1人1人の性格を見事に把握し、その上で今回の大阪支社の改革で課題になりそうなポイントを指摘されました。また、その課題を解決するための方法まで提案してくる周到さ。
内容は詳細に書けませんが、素直に「その通り」とまでは言えないものの、” 十分に考慮すべき秀逸な意見 ”でした。
立場の違いによってもたらされるもの
私は会社全体、大阪支社全体を見て改革するべき方法論を考え進める立場ですが、リーダーの彼女は彼女の立場でどうすればうまくいくかを考え進める立場です。そして現場のことは当然ながら私より良く知っています。
その彼女が自分の立場で言うべきことをきちんと意見し、その上でどう改革を進めるべきかの自分の考えを述べる姿を見て、” してやられたなぁ… ” と笑ってしまいました。彼女は彼女の仕事を見事に全うしたのです。
そして、実は彼女に ” してやられた ” のは2回目で、彼女の優秀さを改めて感じました。
彼女はまだ20代半ばですが、当社にはそういう社員があちこちいて、そういう社員が仕事に対してきちんと向き合って頑張っていることにとても感謝しています。
確かに遠隔でもWeb会議が出来る現在はとても便利ですが、今回のように社員の意見をきちんと聞くことが出来る出張も良いですね。
今回の大阪出張の一番の成果でした!
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