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過去の記憶…

私はもともと未熟児として生まれ、発達も遅いためか ” さ行 ” と ” ら行が発音できませんでした。アトピー性皮膚炎がひどく、とにかく手のひらなど軟らかいところに湿疹ができ、常に皮膚はクレーターのようになっていました。
アトピー性鼻炎もひどく、常に鼻が詰まっていて、ティッシュは箱で持参しないと1日過ごせないほどでした。毎日耳鼻科に行って鼻に管をいれていました。

常に鼻が詰まっていたので「何言っているかわからない」と周りから言われるのが怖くて、ひたすら無口で過ごしていました。いじめにもあったこともありますし、他人と関わる自信もありませんでした。

ただ中学生になったころから、アトピーの症状が軽くなり、アトピー性皮膚炎、アトピー性鼻炎も落ち着いてきて、また未熟児の時の発達遅れも小学生中頃には無くなったので徐々にその劣等感も薄れていきました。。。

当社の社員たち

当社にはいろんな社員がいます。当社の会社方針が ” 年齢・性別・学歴を問わない ” というルールなので、人と話すのが苦手な社員もいますし、いわゆる ” おたく ” と言われる社員もいます。
もちろん、今時?のギャルみたいな社員もいますし、それぞれ自分の個性を自由に出してみんなまじめに仕事をしてくれています。

劣等感というのは光と影があったら、影の部分だと思います。

たとえば、” 私は勉強ができない ” というのは人と比較して自分が劣っているという自己評価があるから本人がそう思って劣等感になると思うのですが、社会に出たら実は勉強というのは本当に一部分にしか過ぎません
コミュニケーション能力 ”の方が大事かもしれませんし、もしかしたら ” まじめ ”であることの方が大事かもしれません。

人と違うと思う部分に光と影が出てくるのであれば、それはその人の個性であり、その個性の活かし方で ” 劣等感 ” というのは少し和らぐのかもしれません。当社には派閥も何もない代わりに、いろいろな個性のメンバーがたくさんいるので、私はそのメンバーがきちんと自分らしく生きていける環境が持てるようにしたいと思います

面接をしていて感じること

もちろん、面接はお互いのアピールの場なので、良いことばかり言います。でも入社したら良いことばかりアピールし続けるのは難しくなります。
だから私が面接する時は ” ありのまま ” の当社をお伝えするようにしています。だって、良いことばかり言っても入社してからはすぐにばれてしまうので、意味ないんですww

劣等感というのは逆に意味では個性だと思います。

入社後に ” 無理しない自分らしくいるためにも私も面接を受けるみなさんもありのままでお話出来ればと思います
たぶん、そっちの方が入社後は安心して働けると思いますよ。
だって、自分は自分でしかなく、それ以上でもそれ以下でも無いんですから。
あっ、ちなみに今だに指はかなり荒れています。これは子供のころからのアトピー性皮膚炎の影響らしいです。昔は劣等感の塊でしたが、もう慣れましたねww

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