見出し画像

移住を決めた理由①

2022年3月に東京から仙台へ移住してきたわけですが、
私がなぜ移住したのか、移住の決め手や移住前に考えていたことについて、自分の頭の整理を兼ねて記しておこうと思います。

4人家族には狭すぎた1LDK

私には家族がいます。
夫と3歳の娘、7ヶ月の息子です。

夫と結婚したとき、子供は自然に任せようと話をしていました。
子供ができなくても2人で楽しく生きていこうね、と話していたので、子供ありきではない住居選びをしました。

その結果、結婚して住んだのは、山手線沿いの1LDKの賃貸マンション。
お互いの会社への便の良さから選びました。

ほどなくして、ありがたいことに妊娠。
娘が生まれて、子供服やおもちゃなどの子供用品が増えていくにつれ、
「ここじゃ子供部屋がないからそのうち引っ越さなきゃな」と思ってはいたものの、
しばらくは住むつもりでした。

ところが、娘が1歳になり保育園の慣らし保育が始まったところで、コロナで緊急事態宣言。

夫も私も在宅勤務になり、
娘がせっかく入れた保育園は1ヶ月強の休園。

1LDKに家族3人で引きこもらなきゃいけなくなったのです。

休みの日はいいんですよ、まだ。
しんどかったのは平日。
夫も私も在宅勤務をしながら娘の面倒も見なければならない。
夫と私の打合せがかぶると、片方は寝室で打合せ。

もう、家が心地良い場所じゃなくなりました。ずっと3人でいるから散らかり放題だし。

一気に、引っ越したい病になりました。
ただ、娘が保育園に行っていたため、保育園に通える範囲で引っ越さなければ、退園しなければならなくなるのがネックでした。

退園=保活やり直し
ということになるので、すでに仕事に復帰していた私にとって、保育園に入れなくなるのは死活問題でした。

転園せずに済む場所に範囲を絞り家探しをするも、広くても2LDKがほとんど。
家賃はほぼ倍。
高いのに狭い。
引越し費用を考えるとしばらくこのままでいるしかないかな、と考えていました。

そして2021年10月に第二子を出産。

リビングでおむつがえや授乳をしている横で、
娘がおもちゃを広げて遊びだす。
もう、カオスすぎて、
産後の寝不足もあり発狂しそうでした。

夫がフルリモートに

2020年4月の緊急事態宣言をきっかけに、夫の会社はフルリモートになりました。
もともと夫は自社ではなく出向先で勤務していたため、しがらみもなく、小さい子供がいることを配慮していただけていたようです。

私のほうといえば、2021年8月から産休に入り、産後はそのまま育休をとっています。

住んでいたマンションは、通勤の便の良さが最大の魅力だったのに、その魅力は意味がなくなりました。

コロナで東京にいるのが息苦しくなった

就職のタイミングで上京し、東京には10年以上住んでいました。

なんでもあるし、おいしいお店がたくさんあるし、
そこらじゅうで楽しいイベントが行われている、そんな東京が大好きでした。

独身時代は一人で飲みに行ったりもたくさんしました。

娘を出産したときはまだコロナまん延前だったため、子育てイベントにもたくさん参加しました。

それが、コロナによる外出自粛で、東京の楽しい部分をまったく享受できなくなりました。

子育てイベントはやってないし、児童館も予約制。
子育て広場は閉鎖。

子連れで行くところがないって、おでかけ大好きな私にはとっても辛くて。

保育園もコロナの陽性者が出たら休園になってしまって、子供の行くところがどんどんなくなる。

コロナが長期化して、いつ終息するのかもまったく見えない。
でも、子供は待ったなしで大きくなってしまう。
子供にはのびのびとさまざまな経験をさせたいのに、我慢、我慢の日々。

もう、東京(首都圏)を出る必要があるな、と考えました。

長くなってしまったので、次に続きます。



この記事が参加している募集

#多様性を考える

27,868件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?