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移住に向けた準備①~ふるさと回帰支援センター~

仙台に移住してきて3ヶ月半が経ちました。
快適すぎて、もうずっと前から仙台にいる感覚になっています。

忘れないうちに、移住時の手続きのことなどをまとめておこうと思います。

ふるさと回帰支援センターで情報収集

今日はまず東京・有楽町にあるふるさと回帰支援センターを利用した話を。

ふるさと回帰支援センターのコンセプトは以下のとおりで、地方暮らしを始めたい人はぜひ最初に利用してみてほしい場所です。

NPO法人ふるさと回帰センターは、地方暮らしやIJUターン、地域との交流を深めたいみなさんをサポートするために、全国各地域の自治体と連携して地域の情報を提供し、都市と農村の橋渡しによって地方の再生、地域活性化を目指しています。

ふるさと回帰支援センターホームページ
https://www.furusatokaiki.net/

会員団体一覧を見てもらうと、実に多くの自治体が情報提供してくれることがわかります。

私は移住するなら仙台と思っていましたが、調べるうちに宮城県利府町も魅力に感じていて、宮城県内で良いところがあれば仙台にこだわらなくても良いと考え、「移住」でGoogle検索したときに見つけたふるさと回帰支援センターで話を聞くことにしました。

なお、相談は事前予約制となっています。

相談の日時を予約すると、事前に相談の目的や、知りたいことなどをメールでヒアリングされます。

このヒアリングのおかげで、私たちが仙台に移住を希望していること、家族構成、移住でこだわるポイントなどを事前に伝えることができ、限られた時間で効率良く話を聞くことができました。

ふるさと回帰支援センターを利用して良かったこと

交通の混み具合、雪が多いか否かなど、インターネットでは得られない情報を聞けた

これ、盲点でした。
言われて始めて「たしかにー!」と声が出てしまったほど。
もし移住先で転職して通勤するとしたら、おそらく車通勤になるんですよね。
あらかじめ「決まって混む場所」「雪が多いところ」を避けて住むところができると、精神的に楽だなと思いました。

公園の情報がまとまったPDFをもらえた

子連れおでかけのテッパン、公園。
近くに公園があるととても重宝するんですよね。
東京都は公園が日本一多いらしいのですが、住んでいた場所の近くには公園が少なく、少ないせいでいつも混んでいて、小さい子供を遊ばせるのを躊躇っていました。
次に住むところは徒歩圏内に複数の公園があるといいなと思っていて、それをふるさと回帰支援センターで話したところ、公園の情報がまとまったPDFデータをいただけました。
同じ公園といっても公園によって特徴があることがよく分かり、とてもありがたい情報でした。

利府町も捨てがたかった・・・けど諦めるきっかけに

利府駅のそばに、できたばかりのコワーキングスペースや図書館があるのが素敵だなと思っていて。
仙台市のような大都市ではない分、このコワーキングスペースを利用した子育て支援などを丁寧に行っている印象があったり、移住者が多く住んでいたりすることもあり、利府町への移住に気持ちが傾いていました。

でも、インターネットで賃貸物件を検索すると、利府町では全然ヒットせず。
ふるさと回帰支援センターで聞いてみると、利府町に住む子育て世帯って、家を建てて住んでいることがわかりました。
だから土地も空いていなくて、家を建てる場所を探すのも大変な状況なんだとか。
家を購入するつもりがなかった私たちには、利府町は住めないな、と諦めるきっかけになりました。

なお、ふるさと回帰支援センターでは物件の紹介はできないそうです。
その代わりに、不動産会社を紹介することはできるとのことでした。
私たちは自分で調べたかったので紹介してもらいませんでしたが、地場に強い不動産会社を紹介してもらうのも良いと思います。

移住について譲れないポイントを再確認できた

ふるさと回帰支援センターには夫と行きました。

相談員の方が、「都市部と農村部ではどちらがいいですか?」「車は持つ予定ですか?」「家を購入予定ですか?」など、たくさん質問してくださるので、「都市部のほうが便利で良いよね」「車は最初はいらないけどそのうちほしいね」などと夫と話をすることができたのがとても良かったと思っています。
書いてみると当たりまえのことでも、きちんと口に出して互いに確認していなかったポイントがたくさんあったので、移住にあたり譲れないポイントを夫と共有できたことが有意義でした。

移住するなら、ふるさと回帰支援センターを利用しない手はない

移住先の情報について、インターネットで検索すればほとんどの情報は手に入ると思います。
でも、実際にその場所に縁がある方から実際に話を聞くと、情報の粒度が違います。
細かく聞けば聞くほど、細かい情報が得られます。
しかも、無料。
移住を考えているなら、利用しない手はありません。

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