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移住を決めた理由②

前記事では、家族が増えて家が手狭になったこと、コロナのまん延が移住の理由になったことについて書きました。
広くて安い家を借りるのが目的ならば、なぜ神奈川や千葉、埼玉ではなく、仙台に移住したのか。
首都圏以外に引っ越すということは、仕事に大きな影響がありますよね。

仕事に対する考え方の変化

私は日系の金融系企業に勤務しており、新卒から今まで約15年間勤務しています。
いわゆるホワイト企業で、残業代はすべて出るし、有休を取りたいときに取れるし、ボーナスは年2回そこそこ出るしで、出産前まではほとんど不満なく働いていました。
疑うことなく、定年までこの会社で働くものだと思っていました。

しかし、上の子を出産して復帰してみて、このままここで働いていくことが単純に「つまらないな」と思うようになりました。
約1年の育休を取得後、時短勤務で復帰したのですが、
時短=働ける時間に制約あり=あまり仕事を任せられない=チャンスが巡ってこない=評価されない
といういわゆる「マミートラック」に自分が乗っていることに気づきました。
上司や同僚は時短勤務の私に配慮してくれ、きっかり1時間早く退社し、娘の保育園のお迎えに行くことができていましたが、残業ができないため、チャレンジングな仕事は振られることがありませんでした。
私の会社は、未だに残業をたくさんする人が評価される風潮があり、残業ができない私は「できて当たりまえ」の仕事しか与えられず。
「できて当たりまえ」だから評価が上がることもありません。
(できて当たりまえのことができていれば評価が下がることもないのですが)

それでもサラリーマンの平均よりもお給料をいただけて、言い方は悪いですが、腰かけで定年まで続けることもできると思います。
でも、それが子供に見せたい背中なのかな、と。
仕事をつまらない、辞められるなら辞めたいと思いながらこれからもずっと働き、管理職になれば残業代が出ない中残業して、子供との時間は削られ、私はそれでいいのか?と考えました。

答えはもちろん、NOなんです。

だから、仕事を変えるつもりで移住しました。
自分らしく働くことができ、子供との時間も確保できる仕事に。
そんな仕事あるのか?
本当に、そんなことができるのか?

まだ、わかりません。

わからないけれど、つまらないと思う仕事を続けるより、挑戦する人生にしたいと思いました。

仙台に土地勘があった

私は福島出身で、大学時代を仙台で過ごしました。
そのため、仙台に土地勘があり、大好きな街。

東京で就職してからも、またいつか、仙台で暮らしたいな、と思っていました。

仙台なら、東北で最も栄えていて、東京から移住するにはギャップが少なくてちょうどいい。
都会だけど少し離れれば緑がたくさんあり、大きな公園がたくさんあることも魅力的。

移住して2か月が経ちましたが、仙台へ来てQOLが上がったのを実感しています。

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