私のクセは、ちょい残し
ほんとうにどうでもいい話なんだけど、昔から自分でもすごく不思議におもってるクセがひとつある。
それは、飲み物をひとくちぶん、残してしまうこと。
残す…というか、気づいたら残ってる。だから、廃棄するわけじゃなくて最後には飲み干す。
これは意識してるわけじゃなくて、気づくと自然にそうなっている。
特にいまは、食事やお茶してる途中でも、子どもたちがわーわーし始めて食事どころじゃなくなることが多いのもあるけれど。
がーっと食べてしばらくすると子どもたちがわーわーするので「はいよ、はいよ〜」とわさわさお世話をし、ふーっとひと区切りついて、さて食器を片づけるかな…となってコップをのぞくと、底から1センチほどの高さまで飲み物が残ってることがものすごい頻度である。
この「底から1センチ」という残す量がいつも同じで、われながら笑ってしまう。
夫はこのクセをよく理解しているから、
「マイさん、のこってるよ」
「あ、またやっちゃった、ごめん」
で、ぐびっと飲み干す…っていうのがお決まりの流れになっている。(おもに食卓の片付けは夫の担当)
ちなみに夫が「のこってるよ」というときは怒ってるわけじゃなくて、ニヤニヤしながら、どちらかというとおもしろがって言ってるニュアンス。
コーヒーとかの場合、カップに線が残ってしまうし、やめたいんだけれどどうにもやめられない。
実は、わたしのまわりにもうひとりまったく同じクセをもつひとがいる、
母である。
母と食事をすると、まったく同じように飲み物が残り、父に
「お母さん、また残してる」
と言われて、
「あっ、ごめーん」
…と。流れまで同じ。
母いわく、
「最後まで飲んじゃうのがもったいなくて、残してるの。あとから飲もうと思ってるんだよ」
だそうなんだけど、私はほんとになーんにも考えてない。無意識なんだよなぁ…。
だけど、食べ物はあまり好きじゃないものから食べて、最後に大好きなものを残すタイプなのはたしか。そして食べ物は残さない(笑
もしかしたら、深層心理になにかあるのかもしれない。
そう思って、何度かそれを解き明かそうと思考をめぐらしたこともあったのだけど、どうも自分のなかで納得いく結論までいたらなかった。
…ということは、小さなころから母が飲み物を残すのをみていて、自然とそれを身につけた可能性も、なきにしもあらず。
それか、「飲み物残し遺伝子」のせいかもしれない。
そんな遺伝子は今のところ発見されてないと思うので、だれか発見したらノーベル賞がとれるかもしれない。
息子たちに遺伝してるかは、まだわからない。
note酒場ではなるべくこのクセを発動しないように気をつけたいと思います。
でも、緊張して頭がまわらず、いつもどおりやっちゃうかもしれない…。飲み物をちょっとだけ残してるコップがあったら、たぶん私のです。
迷惑になる前にちゃんと飲み干すので、どうぞ突っ込んでください。
本日の、薬にも毒にもならない話でした。
〈おわり〉
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