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2018年8月の記事一覧
私はここにいてもいい
私が端っこにいたことで、
誰かが「端っこもいいな」と気づいたかもしれない。
私が一人でいたことで、
誰かが「一人もいいな」と気づいたかもしれない。
好きなことを好きでいたことが、
誰かを救ったかもしれない。
自分のいる意味なんて、自分自身ではわからない。
誰かが勝手に気づくこと。
そして気づいた人だって、わざわざ教えてくれるわけではない。
土の上を歩けば足跡が残る。
そのくぼみは、小さな小
完全な生きものなんていない
吉野弘さんの「生命は」という有名な詩がある。一部を引用する。
生命は
自分自身だけでは完結できないように
つくられているらしい
花も
めしべとおしべが揃っているだけでは
不充分で
虫や風が訪れて
めしべとおしべを仲立ちする
生命は
その中に欠如を抱き
それを他者から満たしてもらうのだ
世界は多分
他者の総和
しかし
互いに
欠如を満たすなどとは
知りもせず
知らされもせず
(…続く)
一個
大きい強いだけじゃない
「男の子は、大きくて強いものが好き」
そんな一般論は、少なくとも少年時代の私には当てはまらなかった。
かたつむりが大好きで、ほかにも色々な生きものに興味があったけれど、強いことや大きいことばかり強調されている生きものには興味を惹かれなかった。
たとえば恐竜。
身近な生きものじゃないというのもあるけれど、当時子ども向けのメディアで紹介される恐竜は、ティラノサウルスに代表される恐竜の「大きくて強い
酔うと言葉が出なくなる謎
私は酔っ払うと、しゃべることができなくなる。
悩んでいるわけではないんだけれど、共感する人はいるのかなぁという興味本位で書いている。
もともと口数は少ないけれど、酔うと単に無口になるのではなく、思いを表現したくても言葉が出てこなくなる。
言葉が出せないことが無性に悲しくなってきて、涙が出ることもある。
呂律が回らないというのとはまったく違う。
イメージとしては、心の中に「考えるゾーン」と「し