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🔄生きやすい思考へ変える❶

 認知療法という言葉を聞いたことがありますか?

想像してみてください。
コンビニへ行って弁当を買ました。家に帰ってきて袋を開けると、お箸がついていないことに気がつきました。

・・・「箸がついていない」ことに対し、あなたはどう思うでしょうか?
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A)箸について尋ねてくれないなんて不親切だ!
B)店員さん、忙しくて聞き忘れたのかな?まぁ、家の箸でも使うか。
C)はぁ、入れておいてよ。
D)あれ?考え事してて聞かれたかどうか覚えていないや。
・・・などなど。

「箸がついていない」理由は不明のままですが、小生一人の頭でもこれだけの解釈ができます。A~Dでストレスがたまりやすい思考、たまりにくい思考はどれでしょうか。

 この記事は、より気持ちよく生きやすい思考へ自ら変わっていこうという内容です。

うつ病の人や不安になる人、普通の人でもストレスがたまっているときは、悲観的に考えてしまいます。「他人」は変えられませんが「自分の考え」はやわらかく、すこしずつ変える事ができます。

【認知療法とは】
 冒頭の認知療法は、うつ病、人間関係のトラブル、強迫性障害、心的外傷後ストレス障害、薬物依存症などさまざまな患者に使えて短時間で効果を得やすい療法です。

苦痛を感じている人の考え方は元気なときに比べて、視野が狭く歪みがちです。その歪みを正すのが認知療法です。

この認知療法に、行動を変化させて思考パタンを変えていく療法(行動療法)を「認知行動療法」という。

【苦痛を感じている人の考え方】
白黒思考:例えば成功するか失敗するかの2択だけで、それらの間を認めない思考。
読心術:根拠なしに他人の考えを決めつける。
結論の飛躍:不確実な情報から無理やり結論を出す。

上記に当てはまっていないか、自分の心を振り返ましょう。ものごとには2つ以上の見方があることを忘れないこと。

この次の記事では、認知療法を実際の例を踏まえながら解説していこうと思います。

***参考文献***
・こころが晴れるノート うつと不安の認知療法自習帳 大野裕
・心理カウンセラー資格取得講座

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