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初めて弁護士にお世話になった話

数か月前のこと。当方無過失の交通事故にあった私。
車は双方とも廃車になるほどの事故でして、そこから約半年の通院を経て、治療終了となりました。そして、先日、先方の保険会社から、損害賠償額の提示がありました。
まぁ、タイトルから察していただけるかと思いますが、「これは妥当なのか?」と素人ながらに疑問がわく金額提示でした。

痛い思いをしたし、買い替える予定もなかった車を慌てて手配したり、通院だって、仕事やら育児をしながらですごく大変だったのに・・・。
ご存じの方も多いと思いますが、今、新車を購入するのに数か月待ちはざらで人気の車種だと年単位で待たないとダメなんですよね。
相手の保険会社から言われたのは、レンタカー代は1か月しか出せませんということ。そんな中なので、カーディーラーに「どの車種なら、一番早くに手に入るの?」と聞いて、店頭展示車なら・・・ということで、まぁ、どの車種でもすぐ手に入る時期なら、買わなかっただろうなという車種を60%くらいのモチベーションで契約・購入したということもあります。(この車を購入したことについては今は満足してるのでいいんですけどね)

さて、話が少しそれました。「これは妥当な金額なのか?」に戻ります。
そこで、ふと思い出したのが、もう10年以上前に車の保険につけた弁護士特約。さっそく、自分の保険会社に依頼し、弁護士事務所を紹介してもらいました。

保険会社から提示された金額について、弁護士の方にお話ししていったところ、最初の面談であっさりと「お話を聞く限り、ざっと25.6万は増額交渉の余地がありますね」と。

「は?」とか「え?」ってなりますよね。

なんでも、通院日数の算定が保険会社の基準と弁護士の基準が違うとかで、保険会社は実際に通院した日数で算出するところ、弁護士の場合は治療開始から終了までの日数で算出するんだそうです。

そんなことは知らないし、保険会社に自力で交渉するとか普通思いつかないだろうし・・・。

結局、弁護士の方に先方との交渉をすべてお任せし、先日、当初提示額から約28万円UPの振込がされて、私の交通事故関連はすべて終了しました。

自動車保険のうち、(ちゃんと調べてないのですが)年間で2000円程度が弁護士特約の保険料のようです。
特約をつけていない場合、普通に弁護士に依頼する際、着手金や交渉して増額分の○%を成功報酬として支払う場合、今回のケースだと20万少しはかかった模様。かろうじて、少しは私の手元に差額が入る計算にはなりますが、約10年前に同僚の一言でなんとなくつけた弁護士特約にこんな形で救われることになるとは思いもしませんでした。

ということで、車の保険に弁護士特約、つけてて良かったというお話でした。

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