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サザエをぶっ叩け!


昨日初めて作った、サザエのカレーについて、とにかく書いてみる。

サザエ採ったんだけど、いる?

私が、ときどーき頼まれるバイト先の社員さんは、サザエの漁業権を持っており、去年も、ご自分で採ったサザエを頂いた(去年は炭でつぼ焼きにした)のだけど、今年もくださった。「サザエ採ったんだけど、いる?って問いはエモいと思う✨かっこいい!)

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なぜカレーにしたのか

サザエのカレーは、私の住んでいる地域のご飯屋さんに入ると「海女カレー」という名前で、千円ちょっととかでメニューにあるし、名物として、店の前ののぼりに「海女カレー」と大きく書いてあったりするし、お土産屋さんにはレトルトで売っていたりする。前から気になってはいたが、良くある観光客向けに作られた新しいお土産系なのかと、海女カレーを知ってから思っていた。その話をバイト先でしたところ、自宅でも作ること、子どもの時から食べていたこと、お袋の味であること、などを聞き、興味が湧いていた。しかしながら、ご飯屋さんに入れば、新鮮な魚のお刺身や焼き魚煮魚フライなど他に魅力的なメニューが食べたくなるため、これまで食べたことはなかったので、今回良い機会と思った。そこで、作り方を詳しく聞いた。

海女カレーの作り方

なかなかにドキドキする。ハードの作り方だ。

ポイントは、生のままトンカチで叩いて殻から身を取り出して、煮ることで、サザエの出汁が良く出る、ということだ。ネットで検索すると、サザエを茹でてからカレーに入れるレシピも出てくるが、サザエの出汁を活かすため、殻を割るのが現地流だ。いつも肉を使って作るカレーの肉を、サザエに置き換えて、他の具は、そのままいつも通りでオッケーとのこと。サザエの量が少なければ、肉も入れても良いらしい。(今回はサザエのみでやってみた)

①サザエの蓋を下にして、外のコンクリートの上などに置き、トンカチで叩いて、殻を割り、中身を取り出す。

→殻がなかなか固い。思いっきり叩いてもなかなか中身を取り出せるほど割れなかった。

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トントンするイメージより、一髪集中!という感じで、トーン!と行くのが良かったwあまり夜中だと近所迷惑になってしまう。頂いた4つ分を割っていくうちに段々とコツがつかめた。

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②割れた殻がサザエ中に付いているので、ボールに水を張って、良く洗う。

→食べたときに、じゃりっと言わないように念入りに洗ってみた。

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③サザエのフタを、固いけど、取る。(取れない時は、包丁でこそげる)

→固いと言われていて、思っていたより難なく取れた。

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④サザエを好みの大きさに刻む。(職員さんは、4つに切ると仰ったが、サザエが固くなると困ると思い、薄めに切ってみた)鍋で煮ると時間がかかったり、鍋を忘れて焦がしたりすることがあるので、最近もっぱらカレーはレンジで作っている。

今回は、このレシピ→https://twitter.com/igarashi_yukari/status/1052486269899427847?s=21

⑤切ったサザエ、カレーに入れたい野菜、調味料、水、カレーのルーを入れて混ぜて、軽くラップしてレンジでチン!(私は、レシピより少し水を少なくしてます。あと、加熱時間も様子を見ながら、長くしてます。+3分+3分+3分など。その方が玉ねぎが柔らかくなって好みです)そしたら、できあがり!

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味の感想

食べたときに一番に飛び込んでくるのは、サザエの肝の苦味だ。おお、と思っているとカレーとの調和が感じられて、苦味はあるけど深い、という感じに。サザエの出汁が良く出ていた。そして、心配していたサザエは固くなく、柔らかかった。おもろい!サバイバル感があり、アグレッシブで、アウトドアだった!美味しいぞサザエのカレー🍛





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