人事評価システムで見つけた、昔のわたしがやりたかったこと
前回の記事では、理想の働き方を模索するために、「自分のキャリアの棚卸し」から始めたことを書きました。
そのために色々な本を読んだり、会社のキャリアセミナーに出てみたりしたのですが、
あらためて、昔の私が何をしたいと思っていたのかを確認してみました。
というのも、2人連続で産休・育休を取り、約5年仕事から離れていたので、
「以前のわたしは何を考えていたんだっけ…?」
ということが、あまり思い出せなかったからです。(これってマミーブレイン??汗)
わたしの会社には自己申告制度があり、評価面談とは別に毎年1回、個人の事情や今後のキャリアの希望などを人事システム上で記入して、上司と擦り合わせをします。
そこで、休職前の年に何を書いていたか確認してみると、
「人事部で人財育成などに関わりたい」
的な事が書いてありました。
フワッとしてるけど(笑)、価値観はあまり変わっていない!!と発見。
というのも、前の記事にも書いた、自分のキャリアを振り返るにあたって
・自分がどんな事でモチベーションが上がったのか
という問いに対し、自分の中から出てきた答えが
自分の働きかけによって後輩のモチベーションが上がったのを感じたり、成長を感じられた時。
というのがまず最初に出てきたから。
当時、わたしは自分のチームを持っていて、メンバーの中に、周りからずっと「あの子は仕事が出来ない、そもそもやる気もない」みたいな認識をされている子がいて。
でもよくよく話したり接してみると、本人は仕事を楽しんでいるし頑張りたい、でも覚えが悪かったり要領が良くなかっただけで本人も困っている様子でした。
(デリケートな問題だから素人が勝手に言うのはよくないけれど、もしかしたら発達障害的な部分があったのかも、と思う点が幾つかありました)
なので、その子に合わせた指示の仕方とかフォローをしていけば良いんじゃないかと思ったのです。
それから独学で勉強して、そのように接していたら、みるみるその子が明るくなり、周りからの評価も変わっていったのが、わたし自身が何より嬉しくて、やりがいを感じた瞬間でした。
それ以来、さまざまな背景や特性、事情を持った人が、それぞれの強みを活かして仕事をしていくにはどうすればいいか、といのを考えるよいになったんだと思います。
そして、それは今にもちゃんと繋がっていることに気づけました。