兆し

心が少しずつ潤っている。

きっかけは解らない。

でも、いろんな出来事やタイミングが重なって良い方向に「心」が進んでいるのは確かだ。

仕事の目標ができた。解決したい問題も見えてきている。

うまく息抜きする方法と認識はしていないけれど、

彼が隣にいて、帰る場所があって、

友人がいて、繋がっている大事な人達がいる。

ヨガが人生の当たり前になってきて考え方も変わってきた。

明らかに言えるのは、鬱になる前と全く環境が違うということ。落ちる日もある。でもそれは、皆同じ。良い日もあれば悪い日もあって、良いことがあれば付いていないこともある。それが日常なんだって頭で理解した。

当たり前のことだけど、当たり前だと認識しなければならなかった人間からしたら私自身は大きな変化だと思っている。

腕の跡は消えないし、薬もまだのんでいるいるから万全ではない。副作用か、手や脚もずっとむくんでいるし、ずっと眠いのは変わらない。

今は、傷も体型も眠気も受け入れて感情や状態に素直になるようにしている。治すためのもの。眠いときは眠る。身体がそう言っているって声を聞いてあげられるようになった。

今までがむしゃらにやってきた、その時期も必要だった。仕事を頑張るって決めた期間は大事だと思っていたから。その結果が今だから、良いのだ。結果論でも良いのだ。

薬を抜くのは大変かもしれないけど、その時にまた落ちるかもしれないけど、それまでにマインドフルネスを養って穏やかで強い心を持っていたい。

その調子だ、わたし。少しずつ、何度も、それが当たり前と思われている誰もが求めている日常。これってすごく幸せなことと感じている。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?