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無料で漫画を読むために待っている数十秒の間にも人生の時間が進んでいく(H2とワンピースを読んでいます)

「この間にも、わたしの人生の時間が進んでいってるんだな」
と、思いながら1日に20秒×6回ほど待って「H2」と「ワンピース」、時には「俺物語!」の続きを読んでいる。
結局読んでいる。

が、最近「人生は有限だ」ということを考えたりもするので、今までは考えもしなかったことを意識することに驚いた。
結局読んでいるんだけど。

前までは、この数十秒を待つだけで漫画が読めるってすごいな。ありがたいシステムだなぁ。と思っていた。
が、今はちょっと「この待つだけの時間すごい無駄だな。」と思っている自分がいる。
それでも読むんだけど。

その数十秒の間に流れる広告ってのが、これまたことごとく同じもの。
パズルとか、ゲームとか、アプリとか。
媒体によってはなんかビジネススキルとか、収入アップ!とか。
これ眺めてる時間苦痛だな。と思う自分も、SNSに慣れてしまって1分の動画すら長く感じる状態なのかなと思うけれど
そもそも本当に「待ち」の状態で受け身なわけだから。
もうなんか、生物としてその時間終わってるな。みたいな気持ちになった。

そんなわたしが最近編み出した技は、
「広告の時間は、ただただ目を瞑る」ということ。
書いてて「なんだこの文章」って気持ちも漏れ出してるけど、続けます。

目を休ませる。
そして、広告が終わった頃に目を開ける。
媒体としてはすごく嫌な顧客だと思う。でも仕方がない。
見ちゃうとそこに少しでも意識を向けてしまうし頭でもなんだかんだ情報を処理することになるから、だったら目を休めた方がいい。
いや、もう読むのやめなよってのは無し。わたしは読む。

オンラインに移行してからというもの、視覚情報と時間に対する感覚は大きく変わったように思う。
今回は視覚情報に絞って書くと、家にいるので街で歩いている時のように色々な視覚情報を得ることが減った。
その代わり、自分が求める情報を取りにいくことが多くなった。

オフラインの生活ではどれだけ受け身でいても景色は勝手に変わったし、情報は勝手に入ってきた。
少なくともわたしはそういう感じだった。
歩けば色んな人の顔が、広告が、服の色が、流行が、人の会話が、勝手に自分の中に入ってきて、処理されていた。 

それは良し悪しがあったと思う。
今の状態の方が退化したように感じる人もいるはず。

でも、個人的には「意識を向けたいものに意識を向けられる」というのは良いな。と思う。
この期間、自分にとって大事なものは何なのか、慌ただしく過ごしていた頃よりわかったように思う。

だから、今これを書いていて思った。
広告が流れている間、目を瞑るのもいいけど、肩甲骨の運動をしようと思う。
いいじゃないか、20秒×6回。肩甲骨運動にあてる。
それがいい。

1日15分くらい漫画を読む。
この楽しみは、自分の生活の中に残しておきたい。
そこにプラスして肩甲骨も動かせるとなったらいいことしかない。

「この間にも、わたしの人生の時間が進んでいってるんだな」から
「この間にも、わたしの身体が健康になっているんだな」に、進化。

いいぞ。

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