見出し画像

私、視力がずっと良いんだよね の落とし穴

私の視力は左右ともずーーーーーっと裸眼で1.5。

小さい頃からテレビゲームが好きだったし、勤め始めてからも毎日10時間はPCで細かいデザイン作業をしている。
目を酷使しているのに落ちない視力を不思議に思いつつも、遺伝かな〜ありがたいな〜なんて嬉しく思っていた。

そんなある日、母が、老眼鏡を作るために眼科へ行って処方箋をもらってきたという。
その眼科の先生に言われたのが

遠視ですね

とのこと。遠視か。へえ。くらいにしか思ってなかったが、母もずっと視力が落ちない人生だったとのことで、同じような体質の私にも受診を勧めてくれた。

視力検査って下の方までよ〜く見えるし、満点が余裕で取れるテストを受けるみたいな感じがして結構好き。とりあえず行ってくるかな。
視力検査のほかもいろいろ診てもらい、診断結果‥‥

遠視ですね 結構ひどいです

ガーン。

曰く、
遠視の人はよく見えちゃうから、全部にピントあわせようとするので基本的に目が疲れる。近くのもの、つまりデスクワーク時のPCモニタを見る時は頑張ってぎゅーって筋肉使ってピント合わせしてるのでさらにめちゃ疲れるとのこと。
つまり、毎日10時間筋トレしてることになるのか。私の目の筋肉はさぞかしムキムキなのだろう。

目の疲れが半端ないと思うので絶対メガネ作ったほうがいいです。と。

で、即!作りました。上下で度が違うレンズ。かけるとちょっと目が大きくなる。
そう、これは老眼鏡!まさかこの年齢でお世話になるなんて思わなかったなあ。

そのメガネをかけてモニタを見ると、衝撃の感覚に襲われた。
なんと、画面を見るのに目に何も感じないのだ。感覚を表現するのがすこぶる難しいのだけど、モニタを見ようとしたときに目の周りがフワッと軽いというか、眼窩に何も無いように感じるというか、、、
何の苦労もなくスッと「見える」。

こ、これが「見る」ってことか!!!??「見る」ってこんなにラクなことだったの!?

大袈裟でなくこう思った。
この感覚を得た後にメガネを外してもう一度モニタを見ると今度はギュウゥゥゥン!と目に負荷がかかるのがよくわかる。あー今ピント合わせようとすっごい筋肉が頑張ってるんだ!っていうのがわかりすぎる。今までこんなに苦労させてたのか‥‥

メガネを作って2〜3年経つがもう手放せない。ラクすぎる。
私が作ったメガネはモニタの距離を見るのを助けるようにできているので、かけたまま遠くを見るのはつらい。だから、PC作業時限定のメガネ。
ちょうど仕事のスイッチングにもなっていい感じですよ。

‥‥

もし、私みたいにずーーーーーっと視力が良いままの人がいたら是非一度遠視を疑って欲しい。通常の健康診断ではただ「視力が良くて嬉しい」で終わってしまうから気づけない。遠視の状態が普通になってしまっているから、目にどれだけ無理させているのか、日常でもそうそう気づくことができないのだ。

私が診てもらったのはこちらの梶田眼科。遠視にことさらお詳しいとのこと。

ついでに、おしゃれメガネが欲しかったら是非ここへ。あなたに似合うメガネがきっとある。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?