見出し画像

毎月19日は【月独立日】〜花と雑草とピンクの日々

 早いもので、独立して4月19日に新会社を設立してから、気づけば今日で丸二ヶ月目。ふとした思いつきだけど、これから毎月19日は「月独立日」と決めた。1ヶ月のしごとや生活を振りかえりつつ、次の一ヶ月の扉を開ける日にしたいと思います。

名刺ができた。2ヶ月もかかって...。 

 尊敬するアートディレクター・秋山具義さんに作っていただいたお気に入りの会社ロゴ。名刺のレイアウトまで頂いて、さあ名刺作るぞ!ステッカー作るぞ!と、初めて自分で印刷会社に入稿を試みたのだが...これが予想以上に難航。こだわりのピンクの色味が出ない、紙質でイメージが激変、色校と仕上がりが違う...。今までグラフィック制作には携わってきたけれど、自分一人だとこんなに難しいものだったの?私こんなことも出来なかったの?と新鮮な気づき。改めて、デザイナーの皆さんはじめ、いつもチームに支えられていたことを知ったのでした。そんなこんなで、数々のピンクの色見本と格闘しながら、2ヶ月かかってやっとできた名刺...。感慨深いです。

画像3

「SORANO HOTEL」1周年!ASIA PACIFIC PROPERTY AWARDSでBest Hotel Interior Japan受賞

 昨年コロナ禍真っ只中に開業した立川のGREEN SPRINGSと、その敷地内のSORANO HOTEL。空と大地と人がつながる「ウェルビーイングシティ&ホテル」をコンセプトに、広場や水場、緑がてんこ盛りで、こんな時代だからこそ、地元のみなさんに愛してもらえているようだ。地元の人の、日常の一部になる。それが大きなテーマの一つだったので、このまま地域のみなさんと一緒に、自然の生態系のように、育っていく街であってほしい。そんなGREEN SPRINGSから素敵なお知らせが。SORANO HOTEL開業1周年目に、ASIA PACIFIC PROPERTY AWARDSでBest Hotel Interior Japanを受賞したそうだ。この建築、インテリアを担当されたCURIOSITYのグエナエル・ニコラさんとは、このホテルのコンセプトをお伝えするときに初めて、事務所に伺ってお会いした。その際、仮でいくつかホテルのネーミングをお伝えしたのだが、その時に「SORANO NOTEALという名前が素晴らしい!」と言ってくださったのがニコラさん。個人的にもその言葉が後押しとなったのを覚えている。SORANO HOTELが生まれた背景の、一つの小さな思い出。

画像1


SKIO「プチプチ部」スタート

 ブランディングをお手伝いしている化粧品「SKIO」。エシカルをテーマにしたこのブランドでは、輸送の段ボールをなくすために「緩衝材のプチプチ」そのものをパッケージにしているのだが、そのプチプチがわりと可愛いいということで。それを活用したDIYグッズを作るプロジェクト、始まりました。このプロジェクトも、いわゆるSNSキャンペーンのように一過性でなんとなく盛り上がって終わるというのではなく、まずは社内の人や身内で楽しむノリを大切に、じんわり育っていくべきだと思っている。不器用な私も、黄色いプチプチで何を作ろうか思案中です。


花に沼った。そして、雑草は、究極の花であると知った。

 ウェディングのプロデュースを仕事にしている弟と、今、新しいウェディングフォトのサービスを開発しようと、密かに姉弟プロジェクト発動中。その関係で花について調べ始めたのだが、ことさら野草、野花にハマってしまい、沼入り確定。贈り物でもらった「野草系アレンジメント」に惚れ込んで静岡の花屋まで行ったり、実は印西市に面白い小さな花屋が多いことを知ったり...。花や植物こそ、パソコンでの調べ物には限界がある。同じ花でも、花屋によってセレクトや状態も違うし、何より、野に咲いたそのままの花の波動みたいなものは、直で感じないとわからない。この2ヶ月色んな花を部屋に飾ったが、特に面白かったのが、実家の田圃道で両親と採取してまわった「THE雑草」アレンジメント。梅雨を直前にした少し湿った空気の中でたくましく根を張る緑たち。普段は雑草と見向きもされないその生き物を大切に摘んで束ねると、生命力溢れる美しい緑のグラデーションが誕生した。美しい。当たり前に見過ごされているものに、新価値を見出す。これは、私のすべての仕事の原点の気がして、その雑草花束を愛でながら、明日に向かって企画に励むのだった。仕事を超えて、いま、草花に魂をもってかれているので、なにか素敵な情報がある方は、ぜひおしえてください!

画像3


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?