【詩】シンクロニシティ
ある日ゴミ出しの帰りにふと空を見上げた。
薄曇りで薄いブルーのその空を眺めてると、
あー、今でもシンクロしてるんだな。
と、ぼんやりと感じた。
空を見上げて感じたのは初めてのことで、
こんなこともあるんだなと素直に思った。
彼とわたしは今もシンクロしている。
前から気付いてたけど忘れていた。
自分の心に嘘をつけないのと同じ様に、
人は自分の魂が感じることを疑えない。
私の魂が感じることも疑う余地がない。
人とはそういう風に出来てるという話。
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愛する人とシンクロしていることは、二人に最悪の別れをもたらしてしまった。シンクロはたまに悲劇を産む。
だけど、今となってはそんなことの全てが、ただ微笑ましく思えるんだ。
貴方とそんな形で繋がっていることにも、何か意味があるのでしょう。
全てを風任せにして、わたしはまた貴方と出逢える日を待っています。
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