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アナタの背中

アナタの背中に
頬を押し付けて
じっくりと体温を感じて
ゆっくり舌を這わせる

とっても敏感な
アナタの背中から
手を回してもっと熱くなった
アナタ自身に触れるの

アナタに逢えた夜は
いつも夢中で

柔らかな笑顔も
あの時の熱い眼差しも
フラッシュバックのように
細切れの記憶になる

小雨の中
小走りに駆けていく

広くてガッチリした
アナタの背中を
見送るワタシの切なさは
身体にじんわり残ってる

アナタに抱かれた温もりと
アナタになぞられた感覚で

満たされていく
いつも夢中なまま
嬉しさと恥ずかしさの綯い交ぜな
何とも幸せな記憶で

アナタに
満たされていく

足の間を伝っていく
アナタの温かい分身を
感じながら
全てが満たされていく

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