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和食フレンチのペアリング@La mère

和とフレンチを融合させたレストラン、La mèreで夫のお誕生日祝いを兼ねて家族でお食事をしてきました。

アミューズ×山梨グレイス

山梨グレイス Grace Blanc de Blancs

山梨県北杜市明野町の自社農園産シャルドネを全房圧搾で優しく搾汁、旧樽のフレンチオークで醗酵した後、瓶内二次醗酵により醸造しています。60か月という長期に渡る瓶内熟成を経て造られたスパークリングワインです。
瓶内の長期熟成に由来するフレッシュで複雑な味わい、ブラン・ド・ブランの持つしなやかな酸と繊細な口当たり、瓶内二次醗酵特有のきめ細やかな泡立ちが特徴です。

Grace wine
アオリイカ八朔和え

キリっとしたグレープフルーツのような果実のアロマとしなやかな酸、繊細な口当たりがイカの淡白な甘みを引き立ててくれます。

前菜1×アルザス・ゲヴュルツトラミネール


ズワイガニと菊芋のフラン
ゲヴュルツトラミネール・マセラシオン ミューレ【フランス アルザス 自然派 マセラシオンワイン】 造り手:ミュレ / MURE(自然派)

華やかな花の香り、のど越しはドライでブランデーのような余韻も。
アルザスらしいきれいな酸味が蟹や菊芋の旨味と合います!

前菜2×アメリカ ソノマ フラワーズ ピノノワール

牡蠣の八丁味噌煮込み
アメリカ フラワーズ ピノノワール ソノマコースト

黒系ベリー、ラズベリー、樹脂やハーブのニュアンスが溶け合った官能的な香り。口当たりは繊細でしなやか、濃厚さもありつつタンニンと程よい酸がエレガントできれいな余韻。
八丁味噌のインパクトがけっこうあったので、重すぎないピノノワールが丁度よいのかな、と思いました。

サブメイン×ロワール・ソーヴィニヨンブラン

はまぐりと春菊のリゾット
シェ・シャルル・ソーヴィニヨン2018 /白 /ノエラ・モランタン / フランス・ロワール(自然派)

ノエラ・モランタンは2000年マーケティングの仕事から突然ワインの世界に転職。ミュスカデのワイン学校で学びながらルネ・モス、マルク・ぺノー、フィリップ・パカレで研修する。2004年ドメーヌ・ボワルキャで責任者として4年間働き、2008年自らのドメーヌを立ち上げる。樹齢31年~40年、シレックス・石灰混じりの粘土質、自然酵母で3ヶ月発酵、古樽400 Lで10ヶ月熟成。2018年はミルデューの被害により収量は23hL/haと50%減。残糖1.1 g/Lの完全辛口! ワイン名は、昔の畑所有者がシャルル・ブシュ氏で、その名前から取った。またChez(~宅)はシェール川とも掛けている!SO2は瓶詰め前に5mg/L添加。ノンフィルター!

北摂ワインズ

いわゆるソーヴィニヨンブランのような青っぽい香りはなく、華やかな熟したフルーツ、桃、花の香り。ミネラル感があり、酸もしっかり感じられます。クリームベースのハマグリの出汁と滑らかな酸味の調和が素晴らしかったです。

メイン1×ロワール・シャルドネ

さわらの炭火焼き、わさび葉のソースヴァンブラン
レイナルド・エオレ / リヴ・ドロワット シャルドネ(自然派)

色合いは濃い黄金色。梨、トースト、樽の香り。
しっかりとした、旨味の凝縮したエキスに酸味が溶け込み、きれいな余韻が広がります。クリーム系が続きましたが、スーッとはいっていきました。

メイン2×アルジャーノ ソレンゴ(カベルネ・ソーヴィニヨン50%)

蝦夷鹿ロースト
【2020】アルジャーノ ソレンゴ Argiano Solengo
カベルネ・ソーヴィニヨン50% プティ・ヴェルド25% メルロー20% サンジョヴェーゼ5%

スーパートスカーナを確立したイタリアを代表するエノロゴ、ジャコモ・タキスが生み出したソレンゴ。
カシスやダークチェリーの完熟果実、エスプレッソ、タバコ、ミント、リコリスのアロマ。
果実に満ちた味わいは外交的で、深みとボリュームを備えています。
長い余韻にはトースティなニュアンスが漂います。
誕生から20年以上の時を経て、イタリアワイン史にその名を刻む偉大なワインです。

ワインセラーパリ16区公式オンラインショップ

蝦夷鹿ローストのペアリングは、しっかりとしたイタリアの赤。
カシスやダークチェリーの熟した果実、タバコ、樹脂のような香り。
果実味豊かで、ボリュームのあるワインでした。
お肉には間違いない感じ。


水菜としじみのセンミー

ここでペアリングは終了。
ナチュラルワインもありつつ、クラシックなワインもあるのは最近の流行りでしょうか。
和テイストにはナチュラルワインの酸味が合うな、と感じました。
ナチュラルワインonlyのペアリングも勉強していきたいと思います。

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