和とフレンチを融合させたレストラン、La mèreで夫のお誕生日祝いを兼ねて家族でお食事をしてきました。
アミューズ×山梨グレイス
キリっとしたグレープフルーツのような果実のアロマとしなやかな酸、繊細な口当たりがイカの淡白な甘みを引き立ててくれます。
前菜1×アルザス・ゲヴュルツトラミネール
華やかな花の香り、のど越しはドライでブランデーのような余韻も。
アルザスらしいきれいな酸味が蟹や菊芋の旨味と合います!
前菜2×アメリカ ソノマ フラワーズ ピノノワール
黒系ベリー、ラズベリー、樹脂やハーブのニュアンスが溶け合った官能的な香り。口当たりは繊細でしなやか、濃厚さもありつつタンニンと程よい酸がエレガントできれいな余韻。
八丁味噌のインパクトがけっこうあったので、重すぎないピノノワールが丁度よいのかな、と思いました。
サブメイン×ロワール・ソーヴィニヨンブラン
いわゆるソーヴィニヨンブランのような青っぽい香りはなく、華やかな熟したフルーツ、桃、花の香り。ミネラル感があり、酸もしっかり感じられます。クリームベースのハマグリの出汁と滑らかな酸味の調和が素晴らしかったです。
メイン1×ロワール・シャルドネ
色合いは濃い黄金色。梨、トースト、樽の香り。
しっかりとした、旨味の凝縮したエキスに酸味が溶け込み、きれいな余韻が広がります。クリーム系が続きましたが、スーッとはいっていきました。
メイン2×アルジャーノ ソレンゴ(カベルネ・ソーヴィニヨン50%)
蝦夷鹿ローストのペアリングは、しっかりとしたイタリアの赤。
カシスやダークチェリーの熟した果実、タバコ、樹脂のような香り。
果実味豊かで、ボリュームのあるワインでした。
お肉には間違いない感じ。
ここでペアリングは終了。
ナチュラルワインもありつつ、クラシックなワインもあるのは最近の流行りでしょうか。
和テイストにはナチュラルワインの酸味が合うな、と感じました。
ナチュラルワインonlyのペアリングも勉強していきたいと思います。