見出し画像

ガンバ大阪を通じてコミットしていたあれこれに気づく活動休止期間

Jリーグ2021年シーズンが始まっている。我が軍は久しぶりにACLへの出場が叶い、サポは過密やわぁとうれしさ半分で嘆く特権を手に入れている。新しい選手が来てくれてメンバー表のカタカナの割合が増え、去年とは何となく別のチームになったことを実感している。

開幕は敗戦スタートだった。まぁだいたいいつもの感じだ。ここからエンジンがいつかかるのか、かける気あるんかいとヤキモキする日々が始まるわけだ。

が、始まらない。2試合めがいつできるのかわからない状態になった。チームから複数名の陽性者が出て、クラスター判断を受けた。
活動休止。停止?どちらでもいいが、去年の全チームが課された事態に、我が軍だけが放り出された。

こうなったら他のチームの試合を観て、淡々とスカウティングするしかないなと思い、試合のなくなった最初の週末は、お昼からずっとDAZNをつけっぱなしにした。普段の週末、我が軍の試合のない曜日と同じ活動だ。

が、まったく面白くない(試合自体は緊張感もあっていい試合だった、と思う)。試合をただの風景としてしか認知できず、結局解説もうるさいなぁと感じてアマプラに変えてしまった。
違うディヴィジョンの試合を何試合も連続で観たり、母校の大学生の試合を観るなど、我が軍以外の試合を観ることはひとつの習慣、いや趣味のひとつだったはずなのに、この気持ちと行動の変化。

Jリーグファミリーとか、サッカーファミリーとか。特定の呼称はまた別の意味をはらんでしまうと思うが、そういうカテゴリ、我が軍が戦うことをコミットしているカテゴリに属している感が今は皆無だ。サポは無意識のうちに、支持するチームを通じてそういったことへコミットしているのだろう。
「このチームを好きだ」と思うことが、チームの戦うフィールドを愛し、戦う相手への興味を喚起し、観戦を趣味として愛しみ、それらを覆う全体としてのフットボールを好きであることにつながっていた。あまりに当たり前すぎて気づかなかったが、我が軍というフィルターなしで普段通りにアクセスしてみた結果のびっくりするほどの違和感。
そして正直なところ、今はリーグが別の世界に見える。毎週末あれほど一喜一憂していたのも、他チームの様子をつぶさに観ていたのも、我が軍というフィルターありきだからできていたのだ。

こんな事態になった今シーズン、もう多くは望まない。チームに関わるすべての人と共にシーズンを無事に終えられることを祈るのみだ。

戦いの場へ戻ることを許された後は、結果を出す責務の重さにチームが耐えられるのだろうかという一抹どころか掃いて捨てるくらいある不安さえも、今は抱いてみたいと思う週末である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?