maikmr

初夏の昼下がりはスプリッツァから始める派です。主に好きなものについて、できごとの記録や記憶の可視化のために書いています。フットボールはもうずっと好きで、カントナを崇拝。ガンバ大阪のある街で育ち、シメオネが好きすぎてラツィオの試合を観るためだけにイタリアへ行ってた時代もありました。

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初夏の昼下がりはスプリッツァから始める派です。主に好きなものについて、できごとの記録や記憶の可視化のために書いています。フットボールはもうずっと好きで、カントナを崇拝。ガンバ大阪のある街で育ち、シメオネが好きすぎてラツィオの試合を観るためだけにイタリアへ行ってた時代もありました。

マガジン

  • 回想や懐古の類

    書き留めておかないとある日ふと思い出すこともないのではという、記憶とも呼べないけれどさっとよぎる過去の情景やちょっとした感情のメモ。

  • 思考の整理

    くだらない持論や一見もっともらしいエビデンスで肉づけしているものの、所詮は同じところをぐるぐるしている思考のたまり場。

  • フットボールへの思いのたけを綴る

    Jリーグではガンバ大阪を30年、セリエではラツィオを20年、リーガではアトレティコを10年支持しているただの会社員が、フットボールと共に考えたとりとめのない事象まとめ。

  • 人間観察

    そこかしこですれちがう人たちへ捧げるまでもない物語

最近の記事

🇺🇾ウルグアイと🇦🇷アルゼンチンへの旅の話:DAY9-11

ランチとスーパーをはしご先週、M君の奥様から「月曜暇ならランチと買い物行きましょー」と誘われていたDAY9。月曜なので、お子さんが幼稚園から帰ってくるまで動ける彼女と、まずはいい住宅街にあるアサード屋でランチを。 ここのチミチュリソースは凝っていて、特にパセリを使った緑のタイプの風味が芳醇で余韻が最高だった(写真撮ってないけど)。食事を楽しみながら、M君奥様に持って帰れる食材(主に乾燥した物や調味料)の情報をもらう。チミリュリソースの素として売られているシーズニングぽいの

    • 🇺🇾ウルグアイと🇦🇷アルゼンチンへの旅の話:DAY6-8

      雨の朝、ブエノスアイレスでパリをおもう(またはリケルメのこと)ブエノスアイレスは「南米のパリ」と形容される。建物や外見的な人種骨格、植栽なんかも似通っているからそうなのかもしれない。 朝、本屋El Ateneo Grand Splendidの開店を待つ間に入ったカフェからの景色は、確かにパリっぽさがある(1回しか行ったことないけど)。窓際に座る母娘が頼んだのはクロワッサンとカフェ・コン・レチェ(ミルクと濃いコーヒー1:1くらいのやつ。カフェオレよりもたぶんミルクは多い。)と

      • 🇺🇾ウルグアイと🇦🇷アルゼンチンへの旅の話:DAY3-5

        DAY0と12の話(片道30hくらいかかる) DAY1-2の話 無計画な散歩「何しに行くの?」「何があるの?」と旅の前によく聞かれた。帰ってきたら「何したの?」と聞かれる。 極力特別なことはせず、その日その時いいな、気になるなと思ったことを気のすむまでやるというのが今回のテーマなので、何もしない日もあるし先のような質問には答えづらい。 実際やってる時間が多かったのは散歩。起伏も少ない地形なのと、ラプラタ川沿いにRamblaと呼ばれる広めの歩道が通っているので、街中を歩い

        • 🇺🇾ウルグアイと🇦🇷アルゼンチンへの旅の話:DAY1-2

          DAY0(と12をなぜかまとめてしまった)はこちらです👇 たぶん22年ぶりの再会カラスコ国際空港。開きそうな、あるいは閉じそうな貝。ラファエル・ヴィニオリ建築。東京国際フォーラムの建築家よね。 機械にパスポートを読ませカメラで顔を撮影されてあっさりと入国審査が終わる。人間が介在しない省エネ感。審査後、すりガラスの自動ドアが開くとなぜか免税店のど真ん中。ワープ感。 床に記載された出口の文字と矢印の絵を頼りに免税店を抜けるともうひとつ自動ドア。それが開くと到着ロビーのような閑

        • 🇺🇾ウルグアイと🇦🇷アルゼンチンへの旅の話:DAY9-11

        • 🇺🇾ウルグアイと🇦🇷アルゼンチンへの旅の話:DAY6-8

        • 🇺🇾ウルグアイと🇦🇷アルゼンチンへの旅の話:DAY3-5

        • 🇺🇾ウルグアイと🇦🇷アルゼンチンへの旅の話:DAY1-2

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        • 回想や懐古の類
          25本
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        • フットボールへの思いのたけを綴る
          15本
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          5本

        記事

          🇺🇾ウルグアイと🇦🇷アルゼンチンへの旅の話:DAY0とDAY12

          転職のタイミングでもなく、会社に所属しながら2週間も休んだのは初めてだ(一部GW休暇を含むものの)。戻ったら仕事はあるのだろうか。そもそも働けるのだろうか。なんて口先だけの懸念。いやー本当に旅してよかったウルグアイとアルゼンチン。ということでまずはDAY0。到着するまでの話。と思ったけど復路の話も一緒に書いてしまおう、DAY0とDAY12。 日系航空会社は紅生姜が勝負往路 羽田→ロサンゼルス→サンチアゴ→モンテビデオ 羽田→ロサンゼルス:ANA ロサンゼルス以降:LATAM

          🇺🇾ウルグアイと🇦🇷アルゼンチンへの旅の話:DAY0とDAY12

          2023年やったこと振り返り

          浅草寺で吉をひく初詣とおみくじは実家近くの神社ですませているが、通勤路のお寺さんである浅草寺のおみくじは毎年自分をいましめるために引いている。今年は吉が出た。 友人のお店の20周年を祝う尾崎牛が好きすぎてより近いところで料理をしたいと、そこそこいい立地だった地元京都のお店をたたみ鹿児島へ移住した友人。鹿児島でのお店は繁華街から少し離れた住宅街にあり、こんなところでやってどんなお客さんが来てるんかと思いきや、高所得でのんびりした(元)医療関係者のお客さんたちがちゃんとついてい

          2023年やったこと振り返り

          働くことにまつわる戯言2023

          「なんでkmr3は働くんですか?」と同僚に問われた。特に迷いもなく「頭の働きを止めたくないから。」と答える。お金、とか、好きなものを食べたい、とかそういうのが返ってくると思ってたらしい同僚は一瞬😮こんな感じになっていたが、「あああああそれkmr3ぽいぽい!」と一人で盛り上がり立ち去っていった。 確かに、なんで働いてるんだろう、と思うネガティブなことは2023年もたくさんあった。だけど結局、そのネガティブな状況も働いてないと発生しないし、その状況下で自分が何を考え行動に移すかは

          働くことにまつわる戯言2023

          たまにある誰かが裏で糸を引いているような連鎖の話

          できごとの各々はまったく大したこともなく、日常的なものだ。 仕事のキリがよかった。会社の近所に住む先輩からの連絡。一緒に飲む。帰りの地下鉄で知人からの連絡。 なのに、これらがなぜか一本の糸でつながるようなことが起きる。まるで誰かが裏で糸を引いているかのように。 木曜日が祝日なので、同僚の多くは金曜も続けて休暇を取っている。そのせいか水曜の午後から執務室に充満し始めるそわそわ感。つい影響されて仕事のキリも早めにつけたくなる。 雰囲気に流されやすいことにかけては上位数%(母数は

          たまにある誰かが裏で糸を引いているような連鎖の話

          海で泳ぐ

          母の実家がある関係で、生まれてからほぼ毎夏、沖縄北部の海で泳いできた。泳ぐことは、私にとって「いつもの夏」を新たにインストールし、自分(の資質や心の持ちよう)を再構成することと同義だ。要らない皮を剥ぎ(4年ぶりに訪れた今夏は調子に乗りすぎて顔の皮までむけてしまった)、一部ではあるものの新しい自分をもたらすことができる循環の儀式と化している。 1. 身ひとつ長袖長ズボンのラッシュガードにゴーグルを装着してそのまま海へちゃぽん、もしくは浅瀬から潜り、好きな方向へ泳ぐ。フィンやら

          海で泳ぐ

          チームのグロースモデル(初版)、2022年の振り返り

          一昨年の年末、マネージャー昇格試験を受けてほしいと打診され、当時のマネージャーと、リーダーだった私とでチームの体制を2ラインにする拡張路線かと思っていたら、年始の出社初日にマネージャーからまさかの退職の旨を告げられた。 去年はとりあえず止まったらまずいと思って何でも走りながら考え、時に考えているふうでただの直感だけで進めてきたことも多々あるが、同じ路線を続けることはメンバーにとっても会社にとっても不幸でしかない。 今年は思うところのグロースモデルの青写真を描き、2022年にで

          チームのグロースモデル(初版)、2022年の振り返り

          2022年買ってよかったもの(こと)

          個人的に「革命だ」と思う買い物が今年はいくつかあった。 前書きをマーサ・スチュワートに書かせるスヌープ師匠の料理本いや正直この面白さをもっと世の人に知ってほしいからnoteに書いておこうと思ったくらい革命。マーサによると、2008年にマーサがホストのTVショウに師匠が出演したのが友情の始まりらしい。 日本語訳版もあるけど、これはぜひ原語で。なぜなら師匠はラッパーのため、彼の言葉を正確に訳せる日本語はない。わたしは横着して日本語版を買ったものの、英語版を買い直した。 今年の

          2022年買ってよかったもの(こと)

          ほぼ四半世紀前の旅の記憶

          謝辞:デジカメなんて高価なものを当時持つ余裕もなく、フィルム写真、というかネガは既にないから現像後の紙でしか残っていないのに、四半世紀経つとそんな紙もデジタルへいい感じに変わるのだありがとうフォトスキャン。 最初のバックパッカー旅は、ちょうど24年前の今頃終わった。 今ほど写真を撮る習慣もなかったし、なんせフィルムカメラだから現像すると意味のわからない暗闇やどこか不明なぶれた景色、知らない人の顔面なども入っていて、見るに値する写真は少ない。 それでも小さなできごとを思い出せ

          ほぼ四半世紀前の旅の記憶

          理想主義くんを思い出した

          米田シェフの投稿米田肇シェフの『仕事ができなかった頃の話をしよう』という投稿を読んだ。 彼が脱サラを経て料理界へ入ったことは知っていたが、元エンジニアやら最初のレストランでの指の話やらは初見だった(壮絶・・・)。 綴られる出来事のディティールや言われた台詞につい意識を持っていかれそうになるが、どん底まで落ちた時のことを淡々と書かれる今の強さ。 彼はお店を変えて自分のできることを増やし、そこからまたいろいろあっただろうが、結果今の米田シェフに至る。どん底からどうするかは自分

          理想主義くんを思い出した

          ちょっと通ってきた道

          オリビア・ニュートン=ジョン、イッセイミヤケと、訃報の続く週だった。ひとりでニュースを見る分には淡々と処理する程度の、「あの曲聴いてたな」「あの服着てたな」を記憶から取り出しまた埋める作業をささっと終えて、次の仕事に取りかかる。 夜、いつもの酒場へ行く。 隣はノースリーブの似合う腕とうなじを持つ器屋さんとお連れさまだ。お互い軽く会釈の後、各々の世界へ。 「イッセイさんも亡くなっちゃったねぇ。」揚げ物を仕上げた店主がザクザクとそれを切る音が響くなか、お連れさまがぽつりと言った

          ちょっと通ってきた道

          イーストトーキョー偏愛譚

          イーストトーキョーに居を構えて13年めの初夏がきた。 曳舟10年、観音裏3年の暮らしの中で、(いまだのぼったことのない)スカイツリーが建ち、行きつけの銭湯は閉業、地上を這っていた線路が高架になり、あれほど嫌悪していたランニングの週1習慣化、街も私も変わった。変わるからこそ、好きな景色は増え続ける。 三社祭が止まって3回めの初夏、好きな景色を通した自分の視点を綴っておく。 スカイツリー 鉄骨は好きですか?わたしにとっては唯一無二の愛する対象です。 あれほど無駄なく美しさと機

          イーストトーキョー偏愛譚

          忘れられないシーズンになるのだろうか

          12勝8分18敗。 33得点49失点。 13位。 2021年12月4日、我が軍の今シーズンの闘いが終わった。終わりまでたどり着いた。 どの立場であろうと我が軍に関わり我が軍をおもうすべての人と同様、ここまで到達した安堵なのか焦燥感なのかもっと別の感情なのか、人によって捉え方の異なるこの感情を静かに受け止めた最終節。 シーズンオフに入るのが早すぎて、もはやあの時に何を考えていたのかほぼ忘れている。後年消すかもしれないけれど、少し特殊だったシーズンの記録として、抜け落ちた気持ちの

          忘れられないシーズンになるのだろうか