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ストップ気候変動のために週一ベジ始めました

インスタで週に一度ベジるという1dayベジバトンなるものに挑戦した。

私自身、「世界で排出される温室効果ガスの14.5%が食用の家畜から排出されている」と知ったのは去年・・とごく最近のこと。これは地球上全ての交通手段(車、トラック、飛行機、船舶、列車)から排出される量に匹敵するそう。ただ、知ってからも子どもや夫の食事のことを思うとなかなか踏み切れず、見て見ぬふりをしてきたテーマだった。それが今回、週に一度ベジタリアンになるだけで年間110キロのCO2排出量を減らすことができると聞いて、週に一度なら!と始めてみた。

参考までにバトンに載っていた情報も転記しておきます。

週に1日 #ベジる だけで1年間で
▪️CO2を110キロもダイエットできる
▪️約133㎡の森林を守れる(熱帯雨林の森林伐採の主な原因は畜産だよ)
▪️107人分の飲料水を節約できる(家畜お育てるのには沢山水が必要なの)
▪️約60匹の動物の命を守れる

そして実はこの週に一度肉を食べないというのは国際運動なのだそう!

【国連】2006年、FAOのレポート「Livestock's Long Shadow」にて、「家畜は、世界のすべての車とトラックを合わせたより多くの地球温暖化ガスを発生させている」と発表。 デブア国連事務局長は、「地球温暖化を抑止する最善の策は、全ての人がベジタリアンになること」と発言。 パチャウリ国連IPCC議長も、人々がそれぞれ最低週1日は肉食をやめなければならない」と発言。
【アメリカ】
2010年4月、サンフランシスコが「肉なし月曜日」公式宣言
2010年7月、ワシントンDCが「肉なし月曜日」公式宣言
2010年9月、サンディエゴ市がベジタリアンウィーク宣言
2010年10月、アリゾナ州セドナ市が「肉なし月曜日」公式宣言 など
【カナダ、ケベック】
2010年3月、モントリオール市とケベック市が「肉なし月曜日」公式導入
2013年6月、バンクーバー市が「肉なし月曜日」公式導入
2013年7月、モンゴメリー郡が「肉なし月曜日」公式導入 など

などなど・・詳しくは下記サイトをどうぞ。

このサイトを見ると最後の方に出てくる日本で、いかにこれが浸透していないかがよくわかる・・。なぜ浸透しないのか?日本では「ベジタリアン」や「ビーガン」という言葉の馴染みがなく、それをやっている人はどこか自分とは違う世界の人たちという目で見ているようなところがあるのではないかと思う。私もこのバトンがまわってきた時に「ビーガン」「レシピ」と調べては全然できそうな気がしなかった。

でも、レシピを教えてもらいたいと思ってバトンをまわした、ラジオの先輩でありフードマエストロの斎藤美絵さんの言葉にハッとした。「元々、日本人は野菜や大豆製品を中心に食べていたから、取り入れやすいはずなんだけどね。」そうか!和食にすればいいのか!そこにうどんやそばの日も入れれば、これは割と余裕なのでは。

ということで、今日の昼ごはん。うちの息子は野菜嫌いだけど、甘酢で味付けると食べることが判明し、何でもその味付けです。写真でもレンコンや人参は甘酢で。子どもたちはよく食べた。

ちなみにご飯の後に「自分で考えたレシピで作りたい!」と息子が作ったその名も「美味しい人参」という料理。人参を千切りにして焦げ目がつくまで焼いて、お皿の上に砂糖と塩をかけておいて、そこに人参を投入。混ぜて食べるというもの。絶対まずいだろうと踏んでいたら、びっくり。スナック菓子の味になって、息子は美味しい美味しいと完食した。子どもの感性、侮れない。

おやつはわらび餅。手作りだと食べ放題で嬉しい。

こんなメニューだったら週一やることもストレスにならず、むしろ体がリセットされて良いのではないかと思えてきた。そして日本では同じ意味でも「週一、精進料理」と言った方が広まるのではないか、とも。

これまで毎日食卓に肉が並んでいて、子どもが野菜嫌いな我が家でもできた、となればハードルは低くなるもの。週一ベジの日に私がアップした天ぷらの写真を見た友人から「できそうな気がしたわ」とLINEがきたから。そして家族はまず週一を実践して、一人で食べるときの私の食事なんかはできる限りベジに移行していきたいなとも思っている。

一緒に地球のために、週一ベジ、いや週一精進料理!始めませんか?


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