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住みびらきの学校ケレケレ

「子育てをもっと楽にしたい」

そう思って始めた住みびらきのお家ケレケレ。

おかげさまでもうすぐ3年が経とうとしています。年間約50人もの人がシェアハウスで生活し、東京や海外からもこの場を目がけ、訪れてもらう場になってきました。1歳だった娘も4歳になり、娘の口から出てくるお世話になった人の名前の多さに驚きながら、いろいろな人に可愛がってもらったんだなぁと、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

そして旅好きの私たち夫婦は、コロナ禍の中、どこにも行かずいろんな人と会うことができました。その中でたくさんの人の暮らし方に触れ、悩みに触れ、考えに触れ、自分達の価値観が広がっていくのを感じました。

ケレケレを学校にしたらどうか

最近、「ケレケレを学校にしたらどうか?」というご意見をいただきました。そして、思い出しました。それは、「多様な人と出会うことが人生を豊かにする」という考えです。ケレケレに来た人たちが、シェアハウスという暮らし方を通じ、多くの人と出会い生活していく中で、変化し成長していくのを間近でみていて、「あ、これは本当なんだ」と思いました。

また、私は以前、小学校の先生をしていました。ただ、どこか学校というものに昔から抵抗がありました。同じ年齢の子たちがみんなで同じことを同じ進度で学び、学校というとても狭い中で社会を学ぶ。特に特別支援学級だったので、その個性が尊重されない感じが苦しいよなぁと思いながら仕事をしていました。

あと、「教える」という行為がとても苦手だったから。自分って教えることのできる存在じゃない。一緒に学んだりサポートしたりはできるけど。。というモヤモヤがありました。(先生が嫌いなわけではありません。)

じゃぁ、普通の学校のように教えず、学びや出会いのきっかけを与えられるような場所を作ることができるのではないか?それを学校と呼んで良いのなら作れるのではないか?そう思いました。

ケレケレは学校を始めたいと思います。(詳細など)

早速ですが、詳細です。

曜日:火・木・金(まずは週1どこかの予定です)
   月・水は居場所やカフェとして開放予定。
時間:10:00-15:00
対象:小1から大人まで(要相談)
料金:週1 20000円/月〜(昼食代は別途500円/回)
   (現在のところ 4月までは16000円/月の予定)
体験料:3000円/回
内容:暮らし(農作業や食事作りDIYなど)を中心としながら
   基本的な学校の勉強も行う予定。以下詳しく書きます。
申込:オンラインにて面談後、体験日を決定します。
           instagram (
https://www.instagram.com/kerekerehouse2020/)
           メール :  kerekeresan@gmail.com 
           にてご連絡ください。

「暮らす・学ぶ・つながる」 当たり前の日常にこそたくさんの価値がある

①暮らす

日々の住みびらきの暮らしの中に、皆さんが入ってくる感覚です。

ある日の日常

暮らしの基本は食だと思っています。大人も子どもも、ご飯を一緒に作り食べることから学び、コミュニケーションをとります。相手の考えや価値観を尊重すること、思いやることの多くは、食の時間を共有にすることによって学ぶことができます。

最近は食事の時間が簡単に済まされてしまっているなぁと感じています。でも、その時間を大事にすることで、いろんな気づきがあったり、学びがあったりすることを私たちはシェアハウスを通じて感じています。

大人も子どもも楽しい「食」の時間

食事の時間以外にも、農作業や、DIY、掃除など。その全てにコミュニケーションがあり、学びがあります。人と暮らしを共にすることは学びになります。

②学ぶ

基本的な学びを怠らず、しっかりと勉強する時間もとっていきたいと思います。
元小学校特別支援学級の教員、元私立中学・高校数学の教員などを中心に、学びの時間を作っていきます。

コスタリカ人に授業してもらった時の様子

一般的なフリースクールや居場所に留まらず、楽しんで考えた結果、学力が伸びているような環境づくりを目指します。また、学力だけでなく、コミュニケーションや異文化理解、主体的に行動する、自分の考えを伝えるなど、現代で必要な力を養っていきたいと思います。

<基本的なスケジュール(例)>
10:00 朝のつどい
10:15 農作業/手仕事など
11:00 食事準備 & 食事
13:00 学びの時間(個別学習)
14:00 プロジェクト(自分のやりたいことをする時間)
16:00 終わりのつどい

③つながる

暮らしの中で自然と出会う人たちはもちろんのこと、様々な人を呼んで、社会とのつながりを作りたいと思っています。つながりの数だけ、世界が広がり、多様な価値観に触れることができると思っています。この数が多いほど、人生が豊かになり、自分の大事にしたいものや好きなものが見えやすくなってくると考えています。

海外の人たちを呼んで味噌汁作り
こどもたちがスタッフになる”教育カフェ”の様子

つながる人の例
学校の先生(数学・理科・音楽・英語)、自動車整備士、薬膳の先生、スパイス料理人、画家、アロマセラピスト、ヨガの先生、新体操の先生、農家、花屋、建築士、保育士、酒屋、お菓子屋、パン屋など。。。

何者でなくてもよい

最後に。

ケレケレに来た人たちが言ってくれる言葉があります。
それは「何者でなくても良い」って思えたと。

みんな、生きていくためには「何者か」であろうとします。自分をよく見せようとします。でも、「あなたはそのままでも素晴らしいんだよ。」と私たちは思っています。完全じゃなくてもよい。

関わる人の数が多ければ多いほど、評価軸は異なります。いろんな人にいろんな角度から認めてもらうことで、自分って結構そのままで良いんだ。気にしすぎだったんだ。と思える人が多いみたいです。

この3つの価値観はすり合わせしておきたいです。

ケレケレに来る人はあなたを否定しません。
「ええやん、面白そうやん、一緒にやろうや」と言える人ばかりです。

少しでも興味がある!
手伝いたい!
応援したい!
良いと思った!

など感想だけでもいただけると嬉しいです。

体験の申し込みもこちらから!

instagram (https://www.instagram.com/kerekerehouse2020/)
メール :  
kerekeresan@gmail.com 


サポートありがとうございます。ケレケレのお家の改装費に使わせて頂きます。いつかケレケレのお家に遊びにきてくださいね!