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ユーフォ3期雑感8 黒江真由
12話の放送を受けて、直後からX(旧Twitter)のトレンドに「黒江真由」が上がる事態となり、しかもそれが水曜日の日中迄続くと言う、異例な出来事でありました。
しかも、その内容の殆どがアンチポストであり、大凡感想の域を越えた呪詛の言葉や罵詈雑言も散見され、ユーフォ界隈はこんなに殺伐としていたのかと戦慄すら覚えました。
以前のTVシリーズでは、タグツイート(ポスト)こそしていましたが、タグそのものは追ってはいなかったので、元々そんな感じだったのかは判断出来ません。
単に「嫌い」とかであるなら、まぁ感想の範疇であるとは思いますが、「次回で怪我したりして」等とか普通にヤバいっしょ。
黒江真由派の私としても、擁護のつもりも別に主流派叩きをしたい訳でも無かったですが、脊髄反射的にX連投と言ったキモオタムーブを発動してしまって、軽い自己嫌悪に陥っております。
お恥ずかしい限りですが、嘘偽り無い私の言葉なので残しておきますが。
【説明】アニメ『響け!ユーフォニアム』改変に原作者がコメントhttps://t.co/rkyvdJ9a3S
— ライブドアニュース (@livedoornews) June 25, 2024
12話では原作と異なる内容が描かれ、SNS上には不満の声もあがった。原作・武田綾乃氏は「『アニメはアニメ、小説は小説で楽しんで欲しい』という言葉に尽きるので、ご理解いただけますと幸いです」と伝えた。 pic.twitter.com/ridPuT1YFc
そんな中で、このニュースは衝撃的でありまして、恐らく黒江真由叩きと言うより主に原作改変についてであろうかと思われますが、原作者に声明を出させる異常事態は結局作品を貶める所業に過ぎません。
京都アニメーションが巻き込まれた大事件があった上でのこれですから、何様なのか知りませんが、配慮が足りないと言うか、ホントマジで一体なんなん?
ありがたいことに発売前重版です👏👏
— 武田綾乃 (@ayanotakeda) June 26, 2024
ここまで読んでくださった皆様のおかげです、ありがとうございます!
これからシリーズを読んでみるよという方もぜひ😉🌺
ちなみになんですが、いま私が産休中なのでサイン本などの予定はありません💦
お好きなタイミングで手に取ってみてください🙋♀️✨ https://t.co/aU175m8PRx
そんな中、最新刊が発売前重版と言う事で、おめでとうございます。
私が思う以上に、ファンが拡がっているのは確かで、分母が大きくなれば悲しい事ですが、そう言う事なんでしょうね。
努力は報われる、ただしそれは本人が望む形とは限らない。というのがユーフォシリーズを書く上で一貫して決めているルールです。北宇治高校以外の学校にもドラマがあり、全ての部員たちが努力している。その結果がどんな形であれ、きっと一生大切にできる何かを得られるんじゃないかなと思います。
— 武田綾乃 (@ayanotakeda) December 28, 2016
8年前の武田さんの金言を、反芻して少しは冷静になりたいものです。
勿論、私もです。
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さて、私が何故魅かれるのかと言えば、シンプルに分からないからです。
擁護している様に見えるなら、外様で悪役ポジションなので、判官贔屓のところもあります。
「どうせ容姿だろ」等と言った、アンチの罵倒ポストも見掛けましたが、残念ながら京アニ作品はモブに至る迄魅力的でありますから違います。
シンプルに、不思議じゃないですか。
過去に何かあったのだろうと言う推測は、漸くその内容が明らかになりましたが、恐らく生来の性格に依るところもあるのでしょう。
現実世界に存在していれば、確かに私も距離を置くであろう性格行動ではありましたが、これはフィクションであるからでは無く、現実世界であっても先ず取るべき行動があると思うのです。
奏に指摘される迄、久美子は真由の言動を侮辱と捉えていたのか、判別が難しいところですが、少なくとももっと早く真意を問うていれば、また違った未来もあったのかなと感じたりもしました。
奏にしても、「侮辱」と強い言う言葉を敢えて使った、久美子へのエールであって、本気で真由の真意がそこには無いと思っていた可能性があったのかもと、冷静になって思い至るところもありました。
まぁ久美子とすれば、転校生から思いも寄らない言葉があって、対応に苦慮してしまうのもまた、致し方無いところでありますし、それでもギリギリであったとしても、ちゃんと向き合ってくれただけで、流石は黄前久美子であると思った次第です。
なので、真由が選ばれた事は驚きもあり、更にそれが原作改変であると知って、その真意を知りたくなったのですが、必ずしも皆がそうでは無かったのは当然としても、これだけの大騒動になるとは困惑しかありません。
仮に真由が選ばれなくても、叩かれる事には変わり無かっただろうでしょうし、何れにしても地獄だったのでしょう。
まだまだ色々と想うところはあるのですが、一先ずは最終回が終る迄は、封印しておきましょう。
(了)