[3] 2024(令和06)年春 ふらり青春18きっぷの旅 広島(3)関西(29)
つづきです。
前夜に関西入りして、3日目となりました。
18きっぷ感は、薄目ですかね。
04月04日(木) 3日目
宇治散歩
半ばルーティン化しております、宇治散歩の日でありました。
先ずは、京都市営地下鉄に乗りました。
当分、18きっぷの出番はありません。
京都市交通局 東西線
山科駅〜六地蔵駅
7.0キロ 260円
お京阪(京阪電鉄)の、デジタルスタンプラリー(響け!ユーフォニアム)に参戦しました。
エキタグと言う、JR東日本の手下(jekiジェイアール東日本企画)が開発したアプリを使用していまして、慌ててダウンロードしました。
お京阪の六地蔵駅は、京都市内となりますが、JRと市営地下鉄は宇治市で、山科川が市境みたいですね。
お京阪 宇治線
六地蔵駅〜木幡(こわた)駅
0.8キロ 170円
スタンプラリーは関係ありませんが、ルーティンなので、木幡駅で下車して少し徘徊しました。
お京阪 宇治線
木幡駅〜黄檗(おうばく)駅
1.5キロ 170円
2つ目のスタンプを、ゲットしました。
桜の花が、綺麗でありました。
お京阪 宇治線
黄檗駅〜宇治駅
2.2キロ 170円
お京阪の宇治駅で、3つ目のスタンプゲットでした。
ここからは、ちゃんとお散歩します。
何時もの通り、お京阪宇治駅から各所をパトロールして、JR宇治駅迄お散歩しました。
今年の宇治は、『響け!ユーフォニアム』に加えて、大河ドラマ『光る君へ』もあって、何とも華やかでありました。
元々、紫式部を前面に出していましたし、平等院開基は藤原道長の長男である頼通でありますね。
奈良線
宇治駅から、18きっぷを投入して、少しだけ移動しました。
因みに、奈良線は奈良駅方面が上りで、京都駅方面が下りとなります。
奈良線
宇治駅〜新田(しんでん)駅
3.2キロ
新田駅
宇治駅から、奈良駅方面へ2つ移動した、新田駅で下車しました。
特にユーフォとは関係無く、宇治市の南部を歩いてみようかと、思い付きでやって来ました。
宇治散歩2
新田駅から、一先ず近鉄京都線の大久保駅を目指しました。
大久保駅は、宇治市内の駅で1番に利用客が多いみたいです。
宇治市の成立ちとしては、この辺りは大久保村で、木幡や六地蔵の東宇治町と中心街の宇治町との合併で誕生していますから、元々は別途の生活圏であったのは確かでしょう。
少し歩くと、お社を見掛けたので、お参りさせて戴きました。
珍しいなと思ったのは、屋根付きの遙拝所があって、更に本殿の近く迄行けるのです。
大抵、拝殿が手前にある場合は、本殿迄は行けませんし、若しくは直接本殿手前でのお参りになりますからら、こうした形は初めてでした。
先程お参りさせて戴いた、宇治神社も本殿に近い手前でのお参りですが、目の前ではありませんから、やはり珍しいのでは無いかと思われます。
細長い境内でありましたが、綺麗にされていて、地域で大切にされているのが良くわかりました。
更に進んで行くと、お隣の城陽市に入りそうになって、引き返しました。
道を間違えました。
賑やかな通りを歩いて、何とか辿り着きました。
近鉄大久保駅は、バス乗り場もあって、堂々たるした駅でした。
急行も停まるそうです。
新田駅とは、ほぼ平行している感じですが、最短距離の直線経路が無いのですね。
乗換需要があるとは思えませんが、何だか勿体無い気もしました。
奈良線2
サクサクっと新田駅に戻って、奈良線に乗車しました。
宇治駅を過ぎ、宇治川を渡って、今度はJRの黄檗駅で下車しました。
相変わらずのホームの狭さでしたが、直ぐ脇をお京阪が通っているので、簡単に拡張と言うのは難しいでしょうね。
奈良線
新田駅〜黄檗駅
6.1キロ
宇治散歩3
取り敢えず、ノープラン(行先だけは決めていた)で坂を上って、黄檗公園のところで、結局引き返す様な形で下る事になりました。
そりゃ黄檗駅と言う位ですから、総本山があってもおかしく無いですね。
実は、お参りするかどうか迷いつつ、坂道を上ってしまい、結局寄らせて戴く事にして、坂を下る羽目となった訳です。
三門で拝観料を収めて、お参りをさせて戴きました。
兎に角、スケールの大きなお寺さんでありました。
隠元隆琦禅師に依る開山で、中国風寺院との事ですが、個人的には同じ禅宗である、地元の總持寺(曹洞宗)や建長寺(臨済宗)を思い起こすところもありました。
江戸時代の開山開基ですから、黄檗宗は近世以降の仏教宗派としては、最後発となるそうです。
隠元師と言うと、やはりインゲン豆ですかね。
羅怙羅尊者は、出家前のお釈迦様の子供と言われ、像は胸の中のお釈迦様の尊顔を見せているものだそうです。
開梆(魚板魚鼓)は、禅宗由来で木魚の原形だそうで、三門前には叩かれた跡のある小さなものもありました。
其々の建物をお参りする度に、少しづつ上へと上って、最後は黄檗公園の近くから境内の外に出ました。
萬福寺から本来の目的地へ、改めて向かいました。
当初は平行移動で、然程アップダウンは少なかったのですが、いよいよ坂道を上る事となり、汗ばむくらいには歩きました。
曇天で助かりました。
莵道高校に辿り着きました。
アニメ『響け!ユーフォニアム』の、外観モデルの学校でありますが、恐らく内部も忠実き再現されているのかと思われます。
アニメでも、かなりの高台に見えましたが、ほぼ尾根近くにあって、手前には住宅街として整然と民家が並んでいました。
莵道とは、菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)に由来する、宇治の古代表記とも言われております。
諸説はあるそうです。
菟道稚郎子は、宇治神社に主祭神として祀られていて、宇治に縁のある皇太子であります。
"聖地巡礼"を終えて、黙々と坂を下りました。
一応、バスでのアクセスとなっていましたが、昼間であり春休みでもありましたから、黄檗駅で見掛けた生徒さんと思しき人達は、徒歩で学校を目指している感じでした。
実際、七割位が坂道の通学路を、30分近く歩くのは、中々骨の折れる事に違いありません。
宇治線
黄檗駅から、お京阪に乗車しました。
久美子号が来る辺り、私的にはそう言うところあるよね感でした。
お京阪 宇治線
黄檗駅〜中書島駅
5.4キロ 220円
中書島駅
宇治線の起点である、中書島(ちゅうしょじま)駅にて、デジタルスタンプラリー4駅コンプリートとなりました。
中書島駅では、この後の予定を変える出来事があったのですが、一先ずは当初の予定通り、久々の京阪本線に乗車しました。
京阪本線
萱島駅迄各駅停車の、準急に乗って樟葉(くずは)駅にて下車しました。
お京阪 京阪本線
中書島駅〜樟葉駅
12.0キロ 280円
くずはモール SANZEN-HIROBA
スタンプゲットしました。
ついつい"しょうよう"と読みがちですが、"くずは"です。
最近は、慣れました。
SANZEN-HIROBAは、モールの別館的なところにあるので、外からショートカットしました。
以前来た時には、本館側からぐるっと回る感じでした。
"SANZEN"とは、テレビカーこと初代3000系からですね。
沿線に、パナソニック(松下電器)があった為、搭載されたと聞きましたが、関東人の私からすると憧れの電車でありました。
5000系カットボディも、展示されています。
ラッシュ時には、扉前の座席を昇降収納して、5扉車になると言う先進的な車両でありました。
現役時代には淀屋橋駅で、座席を降ろしている場面を見た事があります。
シュミレーターもあって、鉄分補充には最適な場所ですね。
京阪本線2奈良線3
樟葉駅に戻り、お京阪上りの準急(各駅停車)に乗りました。
お京阪は、他の関西私鉄とは違って、京都方面が上りとなります。(JRと同じ)
東福寺駅で、お京阪からJRに乗り換えて、京都駅へ向かいました。
お京阪の丹波橋駅で、特急連絡があって思わず乗換えそうになったのですが、東福寺駅は特急通過駅でした。
奈良線東福寺駅には、快速も停まるんですけどね。
お京阪 京阪本線
樟葉駅〜東福寺駅
18.5キロ 350円
奈良線
東福寺駅〜京都駅
1.1キロ
京アニグッズストア
京都駅 ASTY京都
京都駅八条口(新幹線サイド)にある、期間限定の京アニグッズストアに寄りました。
楽器の展示や、パネル等もありました。
グッズも購入しました。
実地店舗が閉店してしまったので、何だか久々の感覚でありました。
東海道線大阪環状線関西線
お買物の後は、最後にもう一箇所だけ、行きたいところがありましたので、京都駅から快速(高槻駅から)で大阪駅を目指しました。
新快速は、夕方のラッシュで大変そうでしたので、敢えての快速でした。
大阪駅からは、環状内回りで今宮駅へ行って、今宮駅からは関西線でJR難波駅迄行きました。
東海道線大阪環状線関西線
京都駅〜JR難波
52.9キロ
道頓堀
道頓堀と言えば、グリコですね。
今回もそうですが、禄に大阪には寄り付かなくても、ここだけは例外だったりします。
それにしても、人が多かったですね。
道頓堀の、遊覧船も盛況でした。
関西線奈良線東西線
JR難波駅に戻って、大和路快速で奈良駅へ行き、奈良線の区間快速に乗って、六地蔵駅で下車しました。
奈良線の六地蔵駅は、ホーム改良工事が終って、施設のリニューアルも行われた様で、綺麗になっていました。
六地蔵駅からは、地下鉄に乗って山科駅で降りました。
関西線奈良線
JR難波駅〜六地蔵駅
73.2キロ
京都市交通局 東西線
六地蔵駅〜山科駅
7.0キロ 260円
前日に比べれば短目でしたが、それでも長い1日となりました。
記事も長くなりました。
思いの外、あちこち行きましたし、かなり歩きました。
大満足でしたので、予定を1日切り上げ様かなとも思っていたのですが、新たな予定が出来たので、4日目も旅は続きます。
つづく